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日々是々

黄金神威97話 ゴールデンカムイ

ネタバレ 感想 旧記事 ヤングジャンプ

扉絵、シリーズ化してるw
全く同じ構図だけどちゃんと毎回描いてるよね、これ。
磔刑のバリエーションの図鑑になってる……(笑)

今回はサスペンス回。嵐の前触れがそよぎ出しましたよ?

faomao.hateblo.jp

インカラマッがカワイイ……!
こういう、いつもポーカーフェイスなキャラが、ちょっとした拍子に表情つくると、すごく、カワイイ。
三船千鶴子が声掛けたのってインカラマッよね。
8巻で、鶴見が「谷垣を利用しなさい」てインカラマッに言ってるので、単に鶴見の回し者でなくて、他に彼女独自の理由があるようだ。それが白石なん?

で、白石、とうとう土方への内通がバレた。
杉元は裏切りが許せないんだな……
戦場でなにか決定的な出来事があったのかも知れないし、強迫観念といえるくらいに対人関係に依存があるのかも。
そういう杉元の怒りを、白石はちゃんと見抜いてた。

土方はああいってるけど。
戊辰戦争西南戦争の国事犯つーても、割と短期で出てきてその後ふつーに市井の人になったり役人になったりした人も少なくない。
史実の土方歳三は、蝦夷共和国の閣僚では箱館戦争で唯一の戦死者だから、不器用というか、貧乏籤引いた感があるなー……ホントに生き延びて巧く丸め込まれて明治政府に恭順してたら、永倉のように剣術師範とか、斎藤一みたいに警察官とか、あるいは帝国陸軍の将校になってたかもね。
共和国総裁の榎本武揚なんか、服役の後、大臣を歴任したりロシア横断したりって八面六臂の活躍して子爵にまでなってたりする……まあこの人は例外中の例外だけど。
てか、榎本って死んだの1908年かよ! 本作中の“現在”(おそらく1906年)、まだ生きてるんじゃん。

第7師団隷下歩兵第27聯隊。
尾形の肩章、そいや1巻で1回出てきたきりだ。
杉元がこれ見て第7師団だと認識したんだ(尾形、顔変わったよなー…)。
ずっとフードで隠れてたんだから、ここで、アホか、て言われる筋合いも……
相変わらずウエメセだ(猫だしな

杉元のマスク、これ、スケキヨなん……? 犬童だけに?
(そういや、のっぺらぼうが、顔を失ったのはどういう経緯なんだろ? 回想シーンからすると、5年前の、アイヌたち殺した事件のときには既に今の状態のような?)
家永はレクターかっ。ああそういや人食いの医者だしスノッブだし。
(網走の囚人のときは、別の名前なのよね? 家永カノはあくまで変名。牛山も白石も気付かなかったんだから)

交渉は鈴川の本領発揮。
贋札はおろか、原版まで持ってきてる!
熊岸は既に死んでるのに、交換条件の人質として提示するとか。
軍人相手に飴と鞭使い分けて丸め込むあたり、さすがだ。
ああ集団脱走、軍人達に責任を取らせるのね……

鶴見、すぐ犬童をニセモノだと察したってことは、犬童となんらかの繋がりがあるのか。
淀川中佐、鶴見に全く信頼されてないし、鈴川の詐術に乗せられるあたりが、やっぱりその程度の人物であるらしい。
以前の熊岸の台詞から、土方ら刺青の囚人達の脱走事件は1年ちょっと前の1904年の後半から05年初めと推測できる。囚人達を連れ出した兵士達は皆殺しになってるし、第27聯隊は満州で旅順攻略してるころだし、事件引き起こしたのは第7師団の居残り組の小グループなのかなー。
(居残り組があったのかどうかは全くわからんけど)

アイヌのチセで作戦会議してる場面は、枠が黒、つまり回想だから、旭川の町歩いてる場面より先。
時間順序は、作戦会議→旭川の町→淀川中佐との会見、てなる。
多分、杉元・鈴川以外は外に控えてるんだろう。

鶴見が電話使ってる……!
日本で電話サービスが始まったのが1890年だし、1900年には全国で加入件数が3万5千とかだそうだから、軍関係の施設にはふつーに引かれてるよな。
ここで使ってるのはデルビル磁石式壁掛電話ってやつだね。作中には描かれてないけど、右側についてるハンドルまわして交換局に申し込むと、交換手の女性が手作業で相手の回線に接続してくれる仕組み。
もうハンドルのない共電式ってやつも登場してたけど、北海道ではまだのようだ。ちなみにダイヤル式の電話はまだまだ先の話。音声で電話を掛けるって、そういやスマホって先祖返りしてるんだね。
町中の風景で、通りの右側に立ってる枝の多い電柱が電話線の柱。当時は交換局から各所の電話機まで1台に1本電話線が繋がってたか、あるいは1本の電話線に電話機が複数ついてて共同で使ってたのだ。もちろんこの共用式だと他の人が電話線使ってる間は使えない。
……ああああもしかしてそのうち「電話線」も歴史上の言葉になるのかしら……

さあこれから誰がどう動くのか、楽しみだ……
そろそろバトルかしら(wktk

今週が97話だから、休みがなければ12月1日発売の号で記念すべき第100話だ……!