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日々是々

金神118話「尻拭い」感想 #ゴールデンカムイ

3週間ぶりですわよ。

前回から網走篇。
網走篇がひとつの山場になりそうなんだけど、その後、どう続くのかなー……。

ナゾの新入り君(笑)
彼も鶴見の親衛隊……誑しこまれた若衆の一人か。
さすがに、鶴見、部下の人選は確かだ。
犬童についてる部下ってのは彼のことだったんだろか。
他にもまだいたりする?

犬童、ロシアの武器仕入れてるってことは、ロシアと通じてたりするんだろか。
鶴見が英米と通じてて、犬童組vs鶴見隊の抗争が、ヨーロッパの代理戦争に……っ
(でもロシアって帝政時代だよな、まだ)

本作の男達には二種類、鶴見に誑しこまれるタイプの人間と、そうではない人間がいるのだ。*1
鶴見の、奉天会戦で負傷する前の為人が気になるんだよな……前は、もっと優しく好ましい人物だったんじゃなかったのか。
負傷により人格変化して、誇大妄想ぽい計画に取り憑かれたんでは。
尾形は、昔の鶴見を知ってるから最初は従ってたけど、彼の計画が(史実として)実現しないこと見越して離叛したのかなー。
月島は、愚直な軍人っぽく、なにがあってもついてく。
鯉登は負傷後の鶴見しか知らないのかな。
杉元はちょっとココロ動いてた。鶴見の怒りに共感してる。

門倉の小役人っぷりがw
門倉、網走来て7年ってことは、のっぺら坊の収監より前にいるのか。

犬童、口悪いw
以前の「奴の目から光が消えたら」って台詞もだけど、この人の言葉の使い方ってイイよなあ。相当の教養人じゃなかろか。単に口汚いだけで。

夏太郎くん、汚名返上したかしら。
やるなあ。
でもそろそろ日泥の法被は脱いだほうがよくないですかね。

え、土方組に石川啄木がw
啄木、、、、人格にかなり問題あるヒトなので、確かにこの物語の登場人物には相応しいかも知れない。(『坊ちゃんの時代』*2面白いぞぉ)
でも、土方の軍資金持ち逃げして遊廓と本屋に通い詰めそうで心配だわ……*3

啄木が釧路新聞にいたのは08年の春くらいだけど、この物語、敢えて年代を暈かしてるようだ。数年分を圧縮してるぽい。
(1巻のセリフからして、終戦直後、つまり06年の春としか思えないんだよなあ)

菱の実、初めて見たときは、それが一体何なのか、鉱物なのか植物なのか動物なのかもわからなかった……
干上がった池の縁に黒い、妙に形の整った、なんだかHGギーガーっぽい、有機的で、艶っぽく黒光りしてて、堅くて、でも比較的軽くて、動かない物体がいくつも転がってるっていう……
そう、ちょうど、ギーガーのデザインするクリーチャーっぽいカタチだ……
名前だけは有名な菱の実だと知ったのは大分後のこと。*4
(ところで、本篇とまったく関係ないんだけど。「忍者」って言葉がいつ成立したんだろうって、従前、ちょっと気になってる。いまいち由来がわからない。忍びの者、忍術使い、素破・乱破などの呼称はあったのだけど。立川文庫どころか、下手するとWW2戦後まで下るんじゃないかって気がしてる。白土三平あたり)

盗賊団から村を守る、って……『七人の侍』っ!?
「盲目の盗賊団」って、また、魅力的なキーワードだわ。

今回は時間取れたのか、絵が丁寧な気がする。
あ、尾形がまた軍衣着てる。

*1:なんとなく、親玉の鶴見はさておき、彼の部下達を変態のカテゴリに入れるのは気が引ける。彼らが鶴見に対してどんな気持ちを抱いてるのかにしろ。篤い忠義心、服従欲、硬派の感情、それら全てひっくるめてLOVEではある。

*2:坊っちゃんの時代 : 3 かの蒼空に (アクションコミックス)

*3:妻子持ちのくせにな……金田一京助も主な被害者。

*4:菱って植物自体、名前は有名だ……「菱形」とか「撒き菱」とか「菱餅」とか浦和レッズとかさ。でも実物見る機会ってそうはないんだよなあ。
私の生まれ育ったあたりには見かけなかったので、大人になってから予備知識もまるで無くて見つけた。一緒にいた人達も誰も知らなかった。
ナイフで切ってみると中に白い澱粉質っぽい組織が詰まってるから、植物なんだろうなあとは思ったけど。