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日々是々

金神 125「実りの季節」 ゴールデンカムイ

金神13巻の感想 ゴールデンカムイ

107話以来の尾形の連続登場が途切れたのでテンション低め*1

扉の唄は、107話にも出て来た子守唄ですね。
稲妻と蝮の赤ん坊、眉毛が。

もう夏の終わりっ?! 早っ。
101話で6月くらいだったから、連載の実時間で半年以上だけど、作中だともっと短いよね。
鮭の遡上が始まる季節だと、9月初めくらい?
……あれ、関東とあんまり感覚的に変わらないか。

山の幸の数々。
木苺、サルナシ、ドングリ、ヤマブドウ、……あんまり植生は本州と変わらない。
サルナシはキウイフルーツの原種。中国のサルナシをニュージーランドで品種改良したのがキウイフルーツ*2

なぜにクマ狩りにこだわる、アシリパさんっ
(アシリパさんは、ヒグマを1撃で仕留められる毒矢を使うから、他の人達よりかは、ヒグマを恐がらないのかも?)
杉元がいつの間にか、着物からジャケットになってる。

鮭を獲ってる3人組……と思うと、土方、キロ、谷垣の偵察隊だった。
土方、さらっとアットゥシ似合ってる~

網走監獄、そういや俯瞰で見ることは珍しいかも。
今は、いくつかの建物、本舎や鏡橋(宇佐美君が渡ってた)などが近所に移築されてるぽい。

アシリパさん「私は……怖い」 彼女がこんな台詞を吐くのはきっと杉元に対してだけ。
よく見ると涙まで浮かべてるし。

アシリパさんがナザレのイエスになぞらえられてるのだとしたら、今の彼女は神の存在に疑問を抱いてしまった場面。
「真実を知りたい」っていうのはなんだか、『ジーザスクライトスーパースター』を思い出させる。*3

でも杉元は結局、なにがしたいのだ。
金塊のことはどうでもいいのか。

尾形は多分単独行動してんだろうな。
白石たち、脱獄囚勢は近隣うろつくのは危険なんだろう。
いや、もしかすると、白石と牛山は遊びに……

いよいよ網走篇。
ここがの山場のように盛り上げてるけど、ここが最終地点とは思えない……まだ函館とか北海道の西の方は行ってないじゃないのさ。
石川啄木の役割も謎だし?

「今週の質問」コーナー……
お祭りといって、ソレがまず出てきますか、そーですか……
そこまで読者にサービスしなくても……

*1:つまり12巻は通して尾形の皆勤なのだな。

*2:尾形がいなかったのは大量のサルナシに酔っ払って寝ていたのかも知れない。マタタビの仲間だし。

*3:「教えてくれ、俺は真実が知りたいだけなんだ、あなたは一体誰なんだ、なにを犠牲にしたのだ」……これユダの歌なんだよなあ