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日々是々

金神126話「門倉看守部長」 ゴールデンカムイ

金神13巻の感想 ゴールデンカムイ

おお門倉さん、とうとうタイトルロールですよ。

杉元・土方合同チーム勢揃い。
珍しく白石がチェアマンになってる!
さすが、脱獄王。

えーと、このトンネル通じて、白石がのっぺら坊を外に連れ出す計画なのかな?

杉元班が土木作業してる間、土方チームはどこでなにをしてるんだろ。

なんかこのトンネル掘り、ホームズの『赤毛連盟』思い出させる。

すっかりアイヌになりきってる谷垣。
あの距離でインカラマッを見えるのか、谷垣。
マッちゃんの占いは如何に?

小さな港町に物々しい軍服の一団……鶴見隊が結集。

有坂さん再登場。
って、三年式機関銃、だとぅ? いつから大正時代になったのよ!?
大正3年(1914)制式採用ゆえの名称だけど、もっと何年も前(劇中は恐らく1906年~08年と推測)から開発始まっててもおかしくはない……が、明治時代に「三年式」は、いくらなんでもアリエナイ……
囲みの説明文でこの名称が使われてるのならわかる、でも、有坂が台詞ん中で言ってるんだよ、この名称を。*1
(きっと単行本で修正入るだろうけど……)
そこは、開発中の仮名称じゃないとなあ……

作者様のTwitterから。

このツイでも、名称について説明がなかったので、すっきりしないのだ。
わかりやすいように敢えて「三年式機関銃」の名前なのか、ただのミスなのか。

いつのまにか鶴見隊が冬服に。*2
なんか……ついこの前夏服になったのに、早い。
鯉登の冬服って初めてだ。

そして宇佐美くん。
とうとう墨入れちゃったよ……
(明治時代だよなあ、今より儒教道徳の煩いころだから、彫物はどーなのよ)
そのへんも含めて、鯉登「めちゃくちゃ気合い入ってる」……
鯉登まで退かせる宇佐美君。

鯉登の上官らしいところも初めてだ。
でも宇佐美に退いてるあたり、お坊ちゃまっぽい。
なんで鯉登は宇佐美にキレてるんだろう……
鶴見を独占したいんだろか?
宇佐美のほうは鯉登くんまるで眼中にないあたり(上官なのに)、勝負あったな……

そして門倉さんの暗躍。
いいねえ、昼行灯が夜には大活躍ですか。
なんだか中村主水後藤隊長みたいだ。
こうやって猪口携えてる絵がイイ。
門倉さんちは監獄の敷地内なんだねえ。宇佐美君の官舎は橋渡った先らしい。
俯瞰図にある周辺の家屋が刑務官の宿舎だと思ってたけど。
看守長だから敷地内なんだろか。

最後のコメント、「鮭は持ってきたかい?」がイイね。
杉元の予感が半ば当たってた。
てか土方、杉元たちに教えてなかったんだ……

土方はどこまで食い込んでるんだろう。
門倉、7年前から勤務だし、のっぺら坊の事件が5年前。
土方が網走に来たのがいつなのかはよくわからんが。
網走で土方と出会って、肩入れすることにした……というか一味なのかも知れない。

土方主導の集団脱獄は、第7師団が勝手に切っ掛けつくったけど、このときも門倉がなにか関わってるんだろか。
ところでその第7師団は、鶴見隊とは別なのよね?
27聯隊の別の隊なん?
当時の花沢師団長は、知ってたのか、どうか?

今週のセクシー上等兵

*1:数年後には天皇が死んで改元することを予言しちゃった。有坂さん大不敬ですぅ。私は別にミリオタでも天皇主義者でもなくて、文章書きとして、キャラの認識範囲と、台詞の整合性がすごーーく気になるのである。

*2:実際は、このころには軍服は、茶褐色の新色になってるはずだそうだが。