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日々是々

金神135話「鎖デスマッチ」感想 ゴールデンカムイ

土方と犬童のチェーンデスマッチ!

杉元と二階堂の死闘から。
杉元のこの頬と脚の傷、きっと、次週までには治ってるんだろうな……

二階堂、意外と強いよね。しかしトドメ刺す前に余計なコト喋って機を逸するのは、いかにもヒール。
杉元はこの手の無駄口叩かないあたり、強いんだよな。

二階堂の仕込み銃のメカニズムがよくわからない。
どこにトリガーあるんだろ?

ああああ二階堂、今度は右手喪失~~!
そして……また生き残った!?
こいつ最後まで生き残りそう……

土方と犬童のチェーンデスマッチ。

榎本武揚がまだ生きてるってことは、どうやら、「今」は1908年以前。
(史実で)蝦夷共和国の幹部で戦死したのは土方歳三だけなので、ほんとに、土方は貧乏クジなんだよな。
榎本武揚、維新後は各種大臣、要職を転々としてるからね。
もとから優秀な人ではあったんだし、それこそ土方みたいな田舎の農民出身の剣客とは違う、エリートなんだ……

徳川幕府の終焉は必然だったと思うし、すっかり老朽化した幕藩体制に胡座かいてた老頭児は滅びるしかないのだけど。

このデスマッチのやり取り、客観的には、犬童のほうが正しいこと言ってるわけですよ。
忠義に価しない旧体制への忠義なんて絶望より、榎本武揚のように新しい社会の礎となるほうが、人間的にも社会的にも歴史的にも大きな意義がある。*1

ただし犬童は、忠義と大義の衝突なんてデカい話でなく。
個人的な復讐と支配欲でしかないのが、ケツの穴が小せえ。
結局、土方に喝破されちゃう。

新政府もまた、真の意味での革命にはほど遠く、内発的な改革の意識ではなくって、外圧への対抗策としてその場しのぎな体制転換ゆえに、旧弊なシステムや付け焼き刃な輸入のシステムで代用せざるを得なかったわけで。

犬童に正論を喋らせ、それから土方に欺瞞を暴かせる……ってこの下りが、面倒くさい政治論争に終始するんじゃなくて、あくまで剣戟の演出でしかないっていうのが巧妙だ。

犬童「毎朝 私の靴を磨き ご機嫌をとれ!!」――って、門倉さん、そういうことやらされてたんですかね……

土方と犬童、40年も連れ添ったんだよな……!
本作中のカップルでも一番、長い付き合いになるんじゃないですか。
この二人の40年の来し方がちょっと泣ける。
まるで披露宴で流されるビデオみたいですわよ。
最後に鎖で繋がれて殺し合い、なんて。
泥沼離婚調停じゃん……
まさに、死がふたりを分かつまで*2

そして、犬童四郎助、GAME OVER。

土方「生け捕りに出来るほど まだ老いちゃいない」
って、
くーーー〰〰〰〰〰〰〰_(*_ _)ノ彡☆バンバン!!

(血で視界が黒く染まる……って演出、そういや、前作『スピナマラダ!』の源間兄ちょっと思い出した。)

え、来週は第7師団sのカラー扉ですかあ?
鶴見隊でなくて、第7師団、なのね?
……むしろ誰がハブられるのか気になるな。
まあ、尾形・谷垣は脱走兵だしこの前もカラーに出てたからいないだろ。
淀川さんは微妙。
花沢中将と勇作君はないかな……
有坂さん(中将なので、師団長と同格なんだよな、この人。すんごくエラいはずなんだ)・鯉登パパは、第7師団じゃないからね!?

いよいよ月島のオーバーコートの色が明らかになるのかっ
鯉登はどこまで色黒なんだ。
というか、鯉登の夏服の色がわからない……白なのかサンドベージュなのか。
(鯉登、冬服になったら、学ランの高校生に見える……)

どんな構図になるのかも気になるな! * 130話の杉元一派に対抗して温泉入浴シーン。……ああっ服の色がわかんない……
* 秋なので大運動会、パン食い競争の図。
* 日露戦争旅順攻囲戦の思い出。あ、鯉登少尉いなかった。

*1:……と思うのは私自身がモロに維新側の人の家系だからかも知れんが。

*2:前回のヒキ→

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ヤングジャンプvol.1843