day * day

日々是々

金神155「ヤマダ曲馬団」 ゴールデンカムイ

杉元一行の樺太漫遊記。

扉の、右の建物は、武井三省堂ですね……本屋の三省堂じゃなくって、文具店。創業は明治だけど、建物自体は昭和初期のもの。
今は江戸東京たてもの園に移築されてるけど、元は神田須田町にあった模様。小川町駅のあたりかな。(→東ゾーン|復元建造物の紹介│江戸東京たてもの園
……ってこれ典型的な看板建築なんですね、関東大震災以降に流行った様式の。切妻屋根の正面に板みたいな壁貼り付けてる。正面から見ると洋風のビルだけど奥は切妻屋根っていう。
全体の絵……なんか見たような構図だ。元ネタありそうな。

鯉登の意外な才能が!
……船酔いするのに……
コイツ何者。
どこでこういう技身に付けたのよ……
将校にしとくの惜しい……パルクール出来るし。
月島ですら唖然としてる。

そういや、初登場のときも、飛行船のあの頼りない足場の上で、剣振るってたんでしたっけ。

すぐに鯉登に追従しようとする谷垣。
谷垣って妙に鯉登に弱いんだよな。
どうして月島がそこに来る!?
月島もノリに弱い。

団長にすっかり芸人扱いされてる鯉登。

この円筒形の壁の中を回るって、現代だとオートバイでやるよね。
昔は自転車でやってたんか。

そうかーもうこの時代、今のと同じ前後輪が同じサイズのやつなんだな……*1 でもこれ、ブレーキない、ゴムタイヤでもない、変速ない固定ギアよね!?
現代の自転車よりずっと難しいんじゃなかろか。まだまだ進化のとば口 。
えーと、固定ギアの自転車だと、ペダル漕がないと進まなくないですかね。

なぜか少女団にいれられる、谷垣と月島。

山田フミエ先生、まるで鬼軍曹*2
本物の月島軍曹が言われてるのが可笑しい(笑)
月島も教練のときはこんなカンジなんだろうか、それとも自分よりすごくて二の句が継げないでいる?
としたら、微笑みデブの役は谷垣かな。

なんで鯉登、そんなに曲芸に熱中しちゃってるの……
お坊ちゃまのくせにコダワリがなさすぎる。
端正なポーカーフェイスのまますごい曲芸見せるって、なんだか、バスターキートンみたいだ。

杉元って意外と不器用なのか、鯉登が器用すぎるのか。

テントの裏で涙を拭く谷垣……って、谷垣の悩み、そこなの!?
月島の渋面……

なんでも器用にこなしちゃう鯉登。
流されやすい谷垣。
いつも醒めてるけど断れない月島。
負けず嫌いな杉元。

谷垣、タフなくせにちょっとオツム弱くて、典型的な虐められっ子なんだよなー。
5巻で尾形とバトってたときはもっと凜々しかったのに。
杉元まで、谷垣虐めてて、まあ軍隊では日常茶飯事なのかもだが。
いやワカルんだよ、谷垣みたいなの、虐めたくなるの!
ぬぼっとデカくて、タフだけど、性質が大人しくて、でも真直ってわけじゃない、権威に弱いし流されやすい。
ある種の人間の嗜虐心を刺激するんだ……谷垣の周囲にはそんないじめっ子体質なヤツばかり。
アシリパさんにさえ「強そうな男だからほっといても死ぬことは無いだろう」とか言われてるし。

やっぱりみんな、本番のときはステージ衣装になるのかな。
鯉登はやっぱり猫ちゃんかしら。*3

*1:明治時代の自転車といえば夏目漱石が有名で、(→夏目漱石 自転車日記)悪戦苦闘の描写からしてなんとなくペニーファージング自転車想像してたけど、漱石のも、現代のと同じセイフティー自転車らしい。→サイクリストになった漱石: 技術史の視点で読み解くロンドン「自転車日記」 | Jubne Notes

*2:→『フルメタルジャケット』……あああリーアーメイ氏亡くなっちゃった。

*3:Stephane Lambiel in cat costume. Red Cat. - YouTube