day * day

日々是々

好きなセリフ その2

単行本10巻までに未収録の分を。


あとほんの少し 早く生まれていれば…
自分を偽らない鯉登君が可愛すぎる。
このセリフからして、鯉登って陸士16期卒業なんだなあ、と推測できる。(日露戦争に従軍したのは15期まで)
同期の主席の永田鉄山と同い年とすると、1884年生まれってことに。

男ってのは出すもん出すとそうなんのよ
え、こんなこと言うんだ、て、いろいろ腑に落ちた。

……誰にも言うなよ?
ラッコ鍋のシーケンスには爆笑歓喜したけど、シメのセリフがコレ。
やっぱ気まずいのね……

大した女だな?
彼が人に銃を向けるときの「チシャ猫のような」笑顔ってイイ。
相手が女性だろうと躊躇しない。

なんでヤラねえんだ こんないい女と!!
稲妻のキレ方、ヘンだから!
ヤッてもヤラなくてもキレられる夏太郎たち。

あんな暗号を仕掛けられる男が
キロは、ウイルクに対して、一種崇拝のような感情まで抱いてるっぽい。

豚に真珠ってことだ
「猫に小判」でなくて、敢えて、新約聖書のマタイの福音書の一節に由来する諺ってのが。
深読みが出来てモニョる。

「惚れた女のため」ってのは
尾形、憶えてた。2年も前の前振りだ。

ウコチャヌプコロ!!
アシリパさんが蛇投げたときの台詞。
このセリフ、乱発されてるけど!

頼めよ 「助けてください尾形上等兵殿」と
あんたの助ける方法なんて… この人たちを皆殺しにする選択しか

ドSな尾形の性格を、谷垣、よく分かってるwww
そこまで気心知れてるのに、アイヌ達よりも戦友のはずの尾形を恐れてるってのがわらかしてくれる。
敢えて不穏な言葉で、アイヌ達に、コイツはマジでヤベー奴だからひいてくれ、って言ってるんだろうけど。

亀蔵〰…
そういや人の死を嘆く奴って、この作品には少ないよなあ。
一般人代表の夏太郎くん。

子供は 親を選べません
から始まる尾形の長広舌。
……賢者タイムだよな、コレ。

俺が後頭部を撃ち抜きました
貴様の言うとおり 冷血で‬出来損ないの倅じゃ

これ言われて嬉しかったのかなーとか、もしこれが逆に、「お前を許す」みたいな言葉だったら後悔したのか、とも、いろいろ思ったけど、いや、もう、父のことなんかどうでもよかったんかな、て思うようになってきた。

「たらし」めが……
従前、鶴見を一言で言うなら「人たらし」だよなあ、と思ってたので、作中でほとんどそのままの言葉が尾形の口から出てきたのが、嬉しかった。
やっぱそうだよなあ! と。

上記の、尾形を評して「冷血」って言葉もだけど。

殺した責任を背負いこむような甘ったれは
二瓶の唯一の父親らしい台詞。

お前の鼻を削ぐのは 俺がやっても良かったんだぜ
どうしてもこういうセリフに反応したくなる。
軽口にしても、ああ、こういうこと言っちゃうヤツなんだよな、と。(だがそれがいい