本誌連載分をどうしてるか、って話。
以前にちょっと話題になったので。
本誌丸ごと保管するスペースはないので、金神のページだけ切り取って自炊してる。
1.まずはヤングジャンプ本誌を作ってくださってる方々全てに感謝を。
2.YJは平綴じなのでステープラーはずしてバラす。
3.ノド(折り目)から2・3センチほど反対側をカット。
……うん、反対側に載ってる作品には申し訳ないんだが……
4.スキャン。
私はCANONのSatera MF224dw てモノクロレーザー複合機使ってる*1。
安い割に、ADF付*2だの、Wi-Fiでネットワーク対応だのと便利。*3
モードはグレースケール・300dpiで。
ちなみにカラーページは600dpiでスキャン。(これ以下だとモアレがキッツい)
5.スキャンした紙のほうは、1巻分くらいごとにペーパーフォルダに挟んで保管。
ペーパーフォルダってのはこんなの。

プラス 個別フォルダーエコノミー 50枚 A4横 FL-082IF 87-298 イエロー
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これだとファイリングのために穴開けないで済む。
6.取り込んだ画像ファイルの加工。
トリミングしたり傾き直したり。所詮は廉価機種のADFなのでよく曲がるのだ。
B5を300dpiで取り込むと縦3000pxほどのが画像出来るので、33%に縮小して、レベル補正して、見開き単位に合成。
mogrify -level 35%,75% -density 96 -resize 33% -quality 85 *.jpg
ImageMagik入れて斯様なコマンドライン使ってる。
見開き合成も同様に。
convert +append 03.jpg 02.jpg 0203.jpg
convert +append 05.jpg 04.jpg 0405.jpg
...
……うーん、スクリプト使えばもっと気の利いたこと出来るんだろうけど、スクリプトにトライ&エラーするよりコマンドラインをコピペしたほうが速いわっ
7.書庫ファイル。
PDFにまとめる。1話分10Mほどの大きさ。
PDFなのは、注釈というかツッコミ入れるのに便利だから。
オリジナルの300dpiの画像ファイルはZIP(CBZ)で。
ちなみに、電子書籍版の画像データ、縦1200なんだよな……紙から取りこんだ方が高解像度だったりして、モニョる。
手作業なのは紙を切るとこと、データのトリミング、傾き補正。
あと見開きのコマの合成が気に入らないのを作り直したり。
ADFは神。
ImageMagikも神。
ヤングジャンプのカムイと関わってる皆様方に、感謝の心を忘れずに。