金神140「アイヌの女の子」 ゴールデンカムイ
「樺太ヤバイッ」
今回は杉元一行オンリー。
扉の勢揃い。
谷垣、デカっ。今まで他人と並び立ってる絵があんまりなかったけど。鯉登よりも頭一つデカいの……
(当時の成人男子の体格からして)月島が160cmくらい、杉元165、鯉登170だとしたら、谷垣、190くらいありそうなんですが。牛山よりもデカそう。
……軍服のサイズあったんだろか。
可愛くねえよ。
鯉登の着てる将校用の外套、サーベル通す穴が開いてるんだね。
さっそく鯉登w
可愛いんだけど! 音之進君。
ますますアホの子になってくw
なんだこの荷物。
……トランク5つに鶴見の写真が詰まってたらどうしよう……(1つはチカパシとリュウ)
鯉登パパ、止めなかったのか。よくこの荷物持ち込ませたな。
というか、旭川、小樽、釧路、大泊って、ずっとこの荷物と共に移動して来たの……ひとりで持ち歩いてるの……
実質、このパーティのリーダーって月島だよね。
階級は鯉登のが上だけど!
月島「これ以上子守りをする気はないぞ」 デスヨネー
背後に大きな子供がいますわよ。
ああ鯉登、自分のこと言われてるってちゃんとわかってるんだな。
意外と繊細なのかも知れない。お坊ちゃま育ちなだけで。
聞き込みにまわる一行。
なぜに谷垣のブロマイドが。
地元のおっさんまでマタギの魅力にメロメロですわよ。
個人的には谷垣、5巻くらいのちょっと髪が伸びてるほうがよかったなあ。ワイルドな感じで。
さっさと茶屋にシケ込んでる鯉登……これだから月島、苦労が絶えないのね。
鶴見やパパがいないところだと、途端に、横柄で傲慢になる鯉登。
さあ酒が入ったところで(ただし鯉登限定)、お決まりのケンカですよ。
鯉登の変顔。おお新パターンだ。
あっさり、鯉登、組み敷かれてる。
杉元、脚のケガ治ってなくて固定装具つけてるのに。
組み合いだと杉元のが絶対に強いのね。
月島も、そこまで懸命に杉元止めようとしてないので、多少は鯉登を痛い目に遭わして躾けしたいんだろうか。
すぐに殴り合いになるとか、杉元と鯉登は沸点が同じくらいなのかも知れない。(尾形は沸騰せずにいきなり昇華するタイプだ*2)
てか、杉元も全方位に敵作るよね。
そしてまた谷垣のブロマイド。
月島「Здравствуйте(こんにちは)」*3 おお、月島、ロシア語出来るんだ。
鶴見が情報将校なんて胡散臭い肩書きなので、月島も情報員だったりするんですかね。
捕虜の尋問したりとかさ。
淡々と捕虜の指切り落としたりとかしそうだよな、月島。死んだ目で。*4
……ねえなんで杉元、谷垣のブロマイド、何種類も持ち歩いてるの……?
そしてヒグマとの遭遇……+α。
行く先々でヒグマに出会う杉元。
鯉登はヒグマに会ったことあるんだろか?
ヒグマに怯むわけじゃないあたりは、ちゃんと、軍人だよね。
鯉登「なんか小さいのが」
杉元「こいつがヒグマを襲っていたのか?」
クズリ、英語名ヒュージャックマンウルヴァリンwolverine ですよ。
トナカイやヘラジカ襲うこともあるらしいが、さすがにヒグマはどうだろか。よほど飢えてたとかヒグマに襲われて逆襲したとか?
本州・北海道・樺太で、動物相が微妙に違うのってオモシロイやね。
間宮海峡はごく狭くて浅いので、大陸と動物はほぼ同じなのかな?
網走篇でずっと夜の陰険な展開が続いてたので、陽気な冒険譚になってちょっとホッとする。
今の杉元チーム、基本的には、明朗としたキャラばかりだもんな。
いや月島はなに背負ってるのかわかんないけど!
果たして尾形達はどこにいるのか……?
……もしかして、尾形・キロランケ一行が樺太渡ったっていうのがブラフで、南へ向かって土方組と合流ってことはないん……
だって、樺太行きはあくまでインカラマッの話だけなんだし。
今週号までが14巻なのかな。
ああとうとう新章突入って公式でも認めちゃった。
来週のカラー扉って、12巻の表紙のインカラマッかしらね。
今週のバッジ。
……破廉恥……
ヤングジャンプ vol.1853
*1:最近、『間宮林蔵』読んだばかりなので、樺太、ヤバい(笑)→『新装版 間宮林蔵』吉村昭
*2:昇華というか昇天させるというか。
*3:「ズドらーストヴィチェ」って発音するようですよ→かんたん ロシア語 知り合おう! あいさつ 基本表現
*4:日露戦当時はまだジュネーブ条約で捕虜への拷問は禁止されてないからな。たとえ禁止されてても鶴見の命令なら諾々と従うだろうけど。