day * day

日々是々

アニメ5話の感想。 ゴールデンカムイ

■ 駆ける

声優さん達、料理の実物を食べたのかしら……ちょっと気になった。

洋平の死体を検分するとき、ほんの一瞬だけど、鶴見の仕草が、両手を持ち上げるポーズがシンメトリーで、妙にカッコイイ。
これは原作にない絵で、すごく印象的になってる。

鶴見の人皮のシャツ……あー背中に「捨」の字があるな。やっぱり津山なのか。
でも、円弧のパターン違う。他の字も見えないし。
暗号のパターンの設定、変わったのかなあ……(先週の牛山もそうだったし)

鶴見の声、奇矯で残忍、仄かにセクシーなのにピッタリで、改めてスゴイと思う。
……デネブなんだけどさ。(逆に、電王のデネブが信用しきれなくなるという……) あの演説のシーン、今のペースだと7話、再来週あたりにくるはずだが、どうなることやら。

月島の出番増えてる。台詞ないけど。
そういや、あの、アゴヒゲの兵士もよく見かける割に名前がまだないや。

杉元と再会して、アシリパさん、まずぶん殴るのがイイよな(笑)
レタラの目がずっと馬肉追ってるwww
桜鍋旨そう。

永倉。宇宙人ジョーンズだ(『エレメンタリー』のモーランド・ホームズでもあるんだよな)
土方・永倉のジジィS、声に張りがありすぎて、実はちょっと違和感覚えた。
還暦過ぎてるはずだが、もっと中年のイメージだ。*1
下手すると牛山よりも若く聞こえる。

渋川と土方、樺戸の話はカットか。
「近藤さんの」云々の呟きもナシ。

フプチャ!
氷柱ばかりか、フプチャもカットされてら。
フプチャのシーン好きなのに……

カムイが、水墨画風に描かれて、それがアニメーションするのがイイ。ヒグマのCGもそうだけど、アニメの複数の種類が使われてて、世界の違いを表現してるのが面白い。

この頃の谷垣はまだ凜々しい。
後段、小熊ちゃんだのスケベマタギだのげんじろちゃんだのとみんなにいいように言われる彼とは見違えちゃう。
そして二瓶鉄造。大塚明夫はもぉピッタリだ。
ヤンチャな初老のおっさん。
作者氏の前作の『スピナマラダ!』のキャラの生まれ変わりみたいなものだけど、二瓶先生もこんな感じだよね、きっと。
二瓶の髪、アニメでどう描かれるのかと思ってたが、あのまんまか……一毛も動きやしない

ああそうかー
この頃はまだ、マジメに熱い冒険伝奇物だったんだ。
ちょうど物語のこのへん、3巻が出たころに「ゴールデンカムイ」ってマンガを知って、読み始めたから。
今現在と比べて、決定的に足りないものがなにかといったら、お色気だ。
野郎共のバトルの。
まさかこの後、主人公と殺人鬼がラブラブな殺し合い繰り広げるとか、私の嗜好ど真ん中なクールで妙にセクシーな殺し屋がメインキャラになるとか、野郎共の温泉入浴シーンで読者サービスに走るとか、そんなマンガになるとは思わなかったヨ。
今後ともぜひその方向でお願いしとうございます。

*1:アニメの公式サイトのインタビューに依ると、中田氏は最初、歳通りの演技をしたら、もっと若々しく、と監督に指示されたんだそうで、そうか、わざとなのか。野田サトル氏によると土方ジジイはデビッドボウイのイメージだそうで、ナルホド、年齢不詳なのはそのせいか。永倉ともども宇宙人だ……