金神アニメ6話の感想。
■ 猟師の魂
二瓶が、まんま二瓶なんですよ……
つくづく大塚明夫氏、スゲエと思った。
元から原作のファンだと仰られてたけど、それもなるほど、二瓶鉄造というキャラを完全に会得してる……!
「勃起!」はそうか、放送禁止用語じゃないのか、そうかそうか……
イマドキ「勃起!」なんて叫んでるテレビ番組も少なかろう。*1
谷垣は、うん、まあ、この頃はまだ若々しい青年兵士ってカンジだよねー
げんじろちゃんと同じ人物とは思えない……
原作でこの頃の谷垣は、目がベタ塗りなんだ。
あれはまだ戦場にいる「戦士」の表現なのか。
アシリパさんが杖を使って滑る技術、「クワエチャラセ」って原作では書いてある。
映画『剱岳 点の記』で猟師達が同じように滑走するカットが出て来る。『剱岳』の舞台も1906年から数年間で、金神と同じ時代。(いちおう陸軍の人達の話だけど、あんまり軍服は出て来ない)
あああ、またもや梅ちゃんのカットがカットされてる……
二瓶の娘の話も削除。
料理の味はほんとにわからんなー……
原作だともっと詳細に描き込んでて質感あるけど、アニメだとあっさりしすぎて。
二瓶、デケえっ
谷垣は「大男」って設定だけど、同じくらいの身長になってるぞ……
原作見ると、谷垣のほうが頭半分くらいは大きく描かれてるんだけどね。
二瓶の刺青もパターンが微妙に変わってる。
人間の作画はちょっと怪しくなるけど、動物たちの絵がイイよね。
リュウが足の趾開いて突っ張って全身で嫌がってるとことか、レタラがシカに跳びかかる動きとか。
このへんはアニメならでは! って思う。
あ、谷垣が、湯たんぽ背負ってる。
原作の単行本1冊を2話ってキッチリしたペースで進んでる。
全体、説明の台詞がほとんど全てカット。
やっぱりアニメだと説明の文言入れると流れ悪くなるのかな。
どうせ原作読んでる人を主な視聴者に想定してるんだろうしな……
来週は「錯綜」。あの鶴見の演説のシーンもあるのかな。
あの声であの演説かあ。