whiteout=白くらみ、ですね。
今回のタイトル凝ってるw
風雪の音かと思うと、「ゴオオオオルデンカムイ」
さすがマタギの谷垣さん、雪洞掘ってのビバークなんて慣れてる。
そうか、兵士の標準装備に、方匙(四角いスコップ)入ってるんだ。
杉元は銃剣使ってるとこみると、持ってないのかな?
ところで顔覆わないと凍傷になりそうなんですけど……
谷垣も杉元も、二〇三高地でのこと憶えてないらしいw
まあそんなもんかねー
勘付いても良さそうなもんだが。*1
このマンガ、画面に描かれてる以外ではキャラ同士の会話もないんじゃないかって気もする。
月島パーティは人家に避難した。
うわこの発光機すごい描き込み……
CGモデリングじゃないんだよね……
清掃作業する月島、手伝わないのがいかにも鯉登。ガラス越しに顔見合わせて何やってんだ。
*2
帰りたいという寅次、だけど杉元には今や帰る場所がない。杉元は良心の獄に囚われてるから。
敵兵とはいえ多くの人を殺したこと、親友を守れなかったこと。
光。
網走潜入からもう2ヶ月も経ってるのかっ。
考えてみたら、128話~138話まではたった一晩の話なのだよね……
連載のリアルタイムだと9ヶ月も前になるけど。
燈台なんてすごく象徴的な。
165話で目覚めた尾形がアシリパさんを見上げたみたシーンと被ってるのかな。*3
崇高な話になった……
うーん
前々から感じてたけど。
この『ゴールデンカムイ』という物語全体で。
網走までの前半が「神を求める話」だったのが、のっぺら坊って金の神の化身の死を経て、後半は「神を探す話」になった感じがする。
救いや希望、真実などなど、そういうのはみな神に属するものなわけで。
それらは、どこかに隠されてる黄金といった形のある宝、目に見える即物的現世的な神ではなくて、もっと形而上な、形のない、心の平穏みたいな、目に見えない神を見出そうとする。
『青い鳥』なのかな。長い旅の果てに、ごく身近なところに「神」を見いだすことができるようになる、と。
自己の内面の探究なわけですよ。
*1:→ 【TVアニメ放送直前記念!】
「ゴールデンカムイ質問箱≪第2回≫」A.003 野田先生より
⇒どこかで思い出すかもしれないし、どっちかが気付いてるかもしれませんけど、それについて触れる関係でもないと思います。 https://t.co/O7cpdZzJWy
*2: 【今週のゴールデンカムイ舞台裏】
燈台資料は公益社団法人「燈光会」さま、ブログ「レンズ小僧」さまからご協力いただきました。
明治末期の南樺太の燈台にあったレンズのタイプから石油灯器まで、特定していただいた上での作画でした。 pic.twitter.com/o8PZRojY5x