■ 呼応
あああ終わってしまう……
アニメ版、ハナから2シーズンであることは決定していて、放送開始までに製作に2年かかってるそうなんで長距離走がひとまずゴールしたところ。
原作ではちょうど一年前の話だった。
土方と犬童の斬り合い、ちょっと唐突な気がしないでもない。
これまで、土方と犬童が直接対峙する場面がなかったしね。
そして、土方自身の声への違和感は最後までやまなかった……なんかなー
中田譲治御大は好きな声優さんなんだけども……
アニメ特有の、わざとらしい台詞回しが大嫌いで、それで普段アニメ見ないから……
でも、チャンバラのシーンはカッコいいやね。
犬童さん、結構好きなキャラw
土方への妄想ストーカーなんだけど!
ほうほうの体で舎房から抜け出した杉元の前に現れる、のっぺら坊。
あれ、のっぺら坊の台詞、「仕込んだ/まれた」に戻ってしまった。
これ、連載時にすごーく違和感あったんだよな……のっぺら坊=ウイルクが使うにしちゃ、下品に感じられて。
単行本ではもっとマシな言葉になってたんだけども。
アニメの脚本、多分、単行本より前に書かれてて、連載時の台詞をそのまま採用したんだろうな、と。
で、その後、修正し忘れてる。
前回も、都丹が、「門倉は7年ものっぺら坊を見てる」って言ってるのそのままだったし。*1
ただし、脚本の最終稿は単行本以降のはず。
尾形が「マタギ野郎が」って単行本で追加された台詞を言ってるので。
アシリパさんとウイルクの思い出。
これ、最近でも5年は前の出来事のはずなので、アシリパさん、一体いくつよ!?*2
今が11・2才として、当時、6・7才。で、ヒグマ狩らせるお父さん……幼児虐待にも程があるだろと。
アシリパさん、でも、毒矢使ってヒグマ斃しちゃった。
ヒグマを一撃で殺せる矢を使うし、実際に斃した経験があるから、杉元よりも恐れてないのかな。
キロランケ「どうだ?アシリパお前の父親か?」
アシリパさんがウイルクを確認した直後、飛んで来る銃弾。
原作だと、この二人を撃った直後の尾形、全話中でも屈指の美しさだと思うのだけど。
普段はけして美形キャラとは言えない(※個人の感想です)尾形なのに。
他のキャラどころか第4の壁の向こう側から手前のファン達をも見下すような表情がステキ。
原作137話のタイトルでもあるし、アニメのサブタイでもある「呼応」。
話中でいくつもの1対1の応酬が描かれるけど、殺伐系尾杉尾クラスタとしてはやっぱり尾形と杉元の応酬がたまらない(はーと
直には言葉交わしてないのにねっ
更にトドメを指すべく追い討ちかけるとか……!
アニメで見て改めて気付いたんだけど。
インカラマッ「キロランケがどこかに合図していました」
のセリフからすると、キロランケ、のっぺら坊がウイルクだとは知らなかった、確証はなかったんだ。
だから、アシリパさんにのっぺら坊=ウイルクと確認させてから、尾形に合図して撃たせた。
ということは、キロは、ウイルクがのっぺら坊になって捕まる前後は知らない。金塊の隠し場所も知らないんだし。
ウイルクのダイイングメッセージを信じるなら、アイヌ殺しの犯人はウイルクではない。とすると、犯人は(既出の人物の中では)キロか鶴見だが。
金塊を隠したのはのっぺら坊=ウイルクなのは確かだが、キロは関わってない。
とすると、アイヌたちを殺して金塊を奪ったのは鶴見ってことになる。ウイルクが鶴見から更に金塊を奪ったのか、もしかするとウイルクが鶴見と組んでた可能性も……?
しかし、ウイルクは鶴見も信用できないので、鶴見に解けない暗号を作ったのだろうか?
だけど、アシリパさんは漢字が読めないので、彼女一人では暗号が解けない。誰か漢字の読める人がサポートにつくことを前提にしてる。それは土方か、鶴見ってことになるんだが。他にウイルクが漢字の読める和人(どうやらアイヌ語を日本語の音で表記してるらしいので)と親交があったのかわからんけど。しかも娘を任せるくらいには信頼できる和人がいることに。
土方とは獄中で意気投合したのかもだけど、歳からして不安じゃね……
日露の境界で、アイヌモシリ独立構想なら、ウイルクと鶴見の目的は案外近いので、共闘出来なくもなさそうなんだけどな。ウラジオストクでの因縁もあるし。
杉元の死を聞かされて昏倒するアシリパさん。
こういうときでも絶対に手を貸そうとしないのが尾形ってヤツだよ!
アシリパさんを支えようと手を伸してるのは白石。
教誨堂の地下の土方一味。
ああ夏太郎、いない……「茨戸の用心棒篇」にしか出て来ないから……
永倉、兵士達何人も倒してる、強いなあ……
鶴見に回収された、杉元達。
ああ家永へのセリフがわかりやすくなってら。
杉元「あんな狙撃が出来るのは尾形百之助しかいねえ」
杉元「撃たれた瞬間…あいつを感じた」
尾形「アシリパも奪われて今頃不死身の杉元は怒り狂ってるかもな」
杉元「尾形もキロランケもぶっ殺してやる」
なんだかなあ、このラブラブっぷりwww
こういう関係性大好きなんですけどねっ
鶴見、皮シャツの下にちゃんと襦袢着てるんだよな。
……あ、姉畑もいなかったことに……
そして舞台は樺太へ。
艦上で杉元と鯉登平二海軍少将の会話。
鯉登パパ、少将さんなのに、元一兵卒の杉元にも敬語で話してる。相当の人格者っぽい。
これからご覧になる方々を思うと ネタバレしたくはないですが。
— 難波日登志(三條なみみ) (@namimi_sanjyo) 2018年12月24日
鯉登少将役大川 透さんのことを。大川さんは鹿児島ご出身。薩摩弁も流暢にお話でき、最終回でのセリフはもちろん指導もいらずに話されました。お願いできて嬉しかったことです。要チェックです。
この下り、イイ話なんだけど、そもそも花沢中将の死は謀殺だし、その遺書もホントに中将が書いたのかアヤシイ。鶴見のデッチ上げかも知れないし。
切っ掛けは虚構なんだ……
ここから先、アニメオリジナルでアシリパさんの夢が描かれて、ちょっとビックリ。
杉元の決意と呼応する、アシリパさん。
カムイの見せた夢……と納得するアシリパさんに、杉元が戻ってくるのがwww いや、杉元の口調からしてもコメディタッチなんだけど、同時に、二人の絆の強さを感じさせて、ついホロリ。
そして最後は「不死身の杉元だ!」の決めゼリフ。
この作品全体、人を超越した支配者を打ち破るってテーマがあるんだよな。それが、「ゴールデン」って世俗的物質的に人を支配する物と、「カムイ」って精神的に人を支配する存在って、タイトルに集約されてるようにも思える。
いずれ人によって打倒されるべきものとして。
ちょうど切りの良いところで終ってしまったけども、果して第3期はあるのか、どうか。
今のペースだと、3期は、21巻までってことになる……原作は今19巻の分なので、アニメ化続くとしてももう数年かかるんだろうな……
*1:念為、のっぺら坊の収監は、最長で見積もっても6年超えるかどうかなので、門倉が7年間も見てるはずがない。連載時の明かなミスで、単行本で修正された。→金神132「蹂躙」ゴールデンカムイ - day * day、金神14巻の感想 ゴールデンカムイ - day * day
*2:もしのっぺら坊の収監が7年前だとすると、このシーケンスはそれよりも前ってことになるし、アシリパさんが5才とかになってしまう……