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金神195話「有古の庭」感想 ゴールデンカムイ

アリコのおかげ。

ゴールデンカムイに関連して、八甲田山雪中行軍遭難事件が以前から気になってたので、言及されて嬉しーい。
同じ明治陸軍だし、いずれ触れられるんじゃないかなあと思ってたけど。

八甲田山雪中行軍遭難事件」て書かれてるコマは、たぶん映画「八甲田山」の中の一コマが元ネタ。
上官囲んで兵士達が風除けになってるんだけど、外側の人からバタバタ倒れてくっていう。

有古が、アイヌの捜索隊に参加してたなんて、美味しいエピソードを。
有古一等卒、古力というのが和名らしい。
陸軍の作った報告書『遭難始末(付録)』によると、似た名前のアイヌが出て来る。*1
有櫛力蔵、坂木力松あたりが名前の元ネタかな? 名前以外は詳しいこと書かれてないけども。

あれ、菊田、松明作るの速過ぎないか?
外套脱ぐ→上着脱ぐ→シャツ脱ぐ→上着着る→外套着る、に何秒かかったんだ。
しかも、拳銃、左手で撃ってる。
もしかすると、元々左利きだったのを矯正されて、両手で撃てるのかもね。

宇佐美がね。
宇佐美「置いてかないでください 暗いです~」
って、素直に泣き言いえるのがスゴい。
この作品の野郎ども、特に軍人ともなると、みんな、「どうってことない」とか言っちゃうのに。
こういう融通無碍な性格は、貴重だ。

罠にはめられたことに気付いた都丹。
これ、表層雪崩だから、殺すことよりも、戦闘不能→確保狙ったんだと思う。
この辺一帯が有古の庭ならば、雪崩の流れる方向も知り尽くしてるだろうし。
どのみち、捜索して刺青を手に入れる必要はあるんだし。

音に頼ってた都丹が、音を利用して負かされるって皮肉。

そして2週に渡って休載だそうですよ。

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