ゴールデンカムイ スペシャルイベントの感想。
7月7日（2019年）のスペシャルイベントの、レポートってほどでもない、感想をば。
アニメのソフトの特典の抽選券で当ったので。
昔っからのオタク仲間の友人と行って来た。*1
私が観覧したのは昼の部のみなんですけど、夜の部はまた内容が変わってたみたいですね。
会場は、有楽町よみうりホール、ビックカメラの上。
ビッカメ、1月に銀座のアップルストアでiPhone買った帰りに寄った以来だった。（→スマホ新調したぜ…… - day * day）
この場所は以前は、有楽町そごうがあったんだよね、まんま「有楽町で逢いましょう」*2じゃないか。
開場前から物販の列すげえ。階段に列が下の階まで伸びてて、20名ごとの入場制限になってる。
「イベント後に買おー」とかいってて、後で泣きを見た。
客の95％は女性じゃないのか。 それもアニメのイベントにしては年齢層高め。
青年漫画が原作なのに。
キャラのスタンドパネルや、各方面からのフラワースタンドがズラリと並ぶエントランス。
その中でひときわ目を惹く、ラッコ鍋……！*3
席は二階席の端だったけど、ホールが特殊な形をしていて、いわゆる桟敷席でなくて、中二階というか、袖のほうが階段状に上っていくところに席がある。わりと前のほうだったので、ヨカッタヨカッタ。
出演の皆様。
小林親弘（杉元佐一役）、白石晴香（アシㇼパ役）、伊藤健太郎（白石由竹役）、中田譲治（土方歳三役）、津田健次郎（尾形百之助役）、細谷佳正（谷垣源次郎役）、乃村健次（牛山辰馬役）、竹本英史（月島軍曹役）、小西克幸（鯉登少尉役）
以下、記憶だけ元に書いてるので、順序や発言の記憶違いもあるかもね。
（記事内での呼称は独自にさせていただきました）
開演。
幕が上がると、網走監獄の正門を模したセットを前に、浴衣姿の一同……！
イベントのビジュアルイメージの衣装そのままですよ。
向かって左から、小西・竹本・細谷・伊藤・小林・白石・中田・津田・乃村氏。それぞれ鶴見陣営・杉元陣営・土方陣営ごとに並んでる。
キャラそれぞれと身長や体格のイメージが似てる。
司会進行は「脱獄王」イトケン氏。
「和服で並んでると笑点みたいですね」
主演のはずの不死身の親弘氏がいちばんウブくてアタフタしどろもどろになってるのを皆がフォロー……してないな？？ いじり倒してるぞ……
ノムケン氏のおデコに注目。そのハンペンはなに……
マタギの細谷氏、CSでご本人の番組見掛けたりもするけど、細身のイケメンで、谷垣のイメージとはだいぶ違う。え、この人が「俺は少女団のお荷物です（ブヒッ）」とか言っちゃうの？ 「牝牛のように肥え太りおって！」とか言われちゃうの？？
つだけん氏、いつも似たようなクールでニヒルな美形役が多いから、尾形みたいなキャラは十八番なのであろうよ。キャラのファンがなにを見たがってるのか、わかりすぎててサービスしまくるのが憎いわｗ
中田譲治氏は大ベテランの貫禄たっぷり。挨拶代わりにいきなり模造刀抜いて殺陣披露してくださったり。かと思うとイイ声でさらっとセクハラ発言してたりするし。そういや、浴衣でしっかりタスキ掛けしてたのはジョージ氏だけ。和装に慣れてるらっしゃる。
イトケン氏やジョージ氏、つだけん氏なんかはもーイベント慣れしすぎてて、安心できるｗｗｗ
紅一点の白石晴香氏、ベテランのおっさんおじさまたちからはすっかりお嬢さん扱いですよｗ アニメの作中だともっとシッカリしたキャラだけど。
竹本軍曹、「連載の展開が気になって気になって」どうやら本誌派らしい。
小西少尉はやたらテンション高いし。この方も慣れてらっしゃる～
朴訥な竹本軍曹を小西少尉が隣からさかんにフォローしてるのが微笑ましい。ああサーカス団の月島軍曹ってこんな感じなんだな……軍曹、頑張って……！ 竹本軍曹と小西少尉、やたら仲が良いというか関西弁で会話し出すと他の一同も観客もおいてかれてしまうという……ｗ
各人が選ぶ、名場面・名台詞集。（誰がどのチョイスだったか、うろ覚え）
- チカヒロ氏：第一話、杉元が、ヒグマの下敷きになったのを、アシリパさんに引張り出してもらう、手をガッチリ握り合うシーン。二人の関係が象徴されてる、と。
- 晴香氏：「腹の中」で杉元と干し柿の話をするシーン。……最後の鹿のケツから顔出す白石まで込みで。「ここが大事なんです！」
- イトケン氏：桜鍋でオソマ初体験のアシリパさんの変顔。「収録の時も晴香嬢がアシリパさんと同じ顔になってるのが可笑しかった」
- ノムケン氏：鉱山の事故現場で杉元と白石を助けるところから、アシリパさんの「チンポ先生……」 アシリパさんが牛山にやたら懐いて肩に乗ってたりするのが、両者の大きさとか関係性がいいな」（晴香氏）
- 細谷氏：「谷垣狩り」。コタンで尾形の来襲に怯える下りから、尾形撃って「勃起！」まで。……この頃の谷垣ってホントに凜々しかったのに……尾形の狙撃から、シモ・ヘイヘの話に。
- ジョージ氏：杉元ｖｓ辺見ちゃんのバトル。大画面で映される、辺見ちゃん。関俊彦すげえよね。「このへんからこういうのもアリなマンガなんだな、と」
- 竹本軍曹：「財布忘れた」なぜにこれが。「いつもしっかり者の月島でも財布忘れたりすることもあるんだ」
- 小西少尉：「薩摩弁のシーン全て」。「とにかく苦労した」まず薩摩弁の先生に喋ってもらって、それを自分で繰返す、ちょっと違いますねって言われて先生が言い直すんだけど、誰にもその違いがわからないっていう。
- つだけん氏：「谷垣狩りだぜ」……「決め台詞が出来たのであちこちで使い回してます」……デスヨネー（氏のTwitter参照のこと）
生アフレコ。
各場面を手前の半透過のスクリーンに表示して、各声優さんたちがそれぞれ台詞を入れる。
スクリーン越しにその向こうでスポットライト当てられてる声優さんたちが朧に見える仕掛け。
……けどアニメ本篇とまた微妙に違ってる？？？ ラッコ鍋の相撲のシーンて、尾形の台詞なかったよね！？
谷垣狩り。そういや、二階堂は杉田智和なんだよな……二階堂＝杉田智和にしろ、辺見＝関俊彦にしろ、二枚目だったり熱血だったり主人公役も多い人たちに、こういう役振るのが可笑しい。
他に取上げられたシーン。
「殺人ホテルだよ全員集合」ビール飲み比べからチンポ講座～地下牢で白石が襲われるとこまで。
「カムイホプニレ」小樽の月島・鯉登と鶴見。鯉登の薩摩弁と、「ん～～♥」
「呼応」、杉元がのっぺら坊と会話する～谷垣が鶴見に回収される下り。
……こんなもん？
ここらでゲーム大会。
チーム対抗的当てゲーム。
浴衣で射的とか、すっかり縁日じゃないですか。
舞台の端に立てられた動物のシルエットのスタンド。
エゾシカだのヒグマだのの的に混じって、樹木の陰から覗いた……エゾシライシ？ 「これ当てると減点ですからねー」ぇー
いきなり登場する三八式。「さすがに本物じゃありません」……デスヨネ。（まあ国内にも本物の無可動銃まだ結構残ってそうだけど）
「ガスガンといってもこれマジに危険なので、ゲームにはこっち使います」って、やたら派手なトイガンが登場。ナーフかあれ？？
さっそく、つだけん氏、舞台に座り込んで三八式構えてみせる。*4
場内からいっせいに歓声というか嬌声がｗ ワカッテルぅ。オマケでナーフまで構えてた。
さてゲーム。
7～8ｍくらい離れたとこから狙うんだけど。ポンプでエア溜めてスポンジ弾撃つトイガンなので、まっすぐ飛びやしない。軌道が曲ってるの、客席からでも見える。
イトケン氏が特別に動く的として参加。狙って外した細谷氏「的がジャンプするのずるい」
晴香氏の番、「白石さんには特別にこれが用意してありますからねー」と、弓矢が登場。
どんどん距離つめてるしイトケン氏寝そべって動かないし。これで外すわけないじゃん。
イトケン氏「ほら、杉元チーム、俺が参加できないからハンデつけてるの！」
なんだかんだで、つだけん氏とジョージ氏が着実に当てて得点稼いでる。
ゲームの第二弾は、薩摩弁クイズ。
小西少尉が（即席で）憶えてきた薩摩弁の台詞を解読しようというゲーム。
ジョージ氏「俺わかるんだよねー、九州出身だから」ざわめく一同。「嘘だけど」オイぃ？
正解は、「本日はこんなにいっぱい来て下さってありがとうございます。」とかなんとか。
結局、竹本軍曹以外みんな正解っていう。
そして、THE SIXTH LIE の生演奏。んが、会場の都合で客席は立見禁止なせいで、いまいち盛上がらず。ちょっと不憫に感じちゃう。
スクリーンには名場面集。
24話のラスト、アシリパさんの夢の中のシーンから続いて映し出される、「第3期製作決定！」の文字と、第3期のPV。
【堂々発表ッ！！！】
— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) 2019年7月7日
TVアニメ『ゴールデンカムイ』
第三期製作決定ッ!!
アシ(リ)パとの再会を誓い、
“不死身の杉元”がいざ樺太へ!!
https://t.co/E7fLlgerQN#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/C9DVPrzf6A
サプライズに沸く会場。
その熱気と歓声の中、背後から、客席の通路通って入場してくるキャスト一同。
「製作のスタッフに訊いたんですよー『第3期はあるんですか？』って。でも『さあ～わかりませんね～』て言われまして。みんな嘘吐くの巧いんですよ～」（マタギの細谷氏？）
小西少尉「二期は出番少なかったけど、今度はたくさんあるので嬉しいです」「『小さいトナカイ』がいいんですよ」
竹本軍曹「最近、ロシア語を習ってるんですけどね、発音とか、もう大変なんです」
一同「（キロランケ演じる）てらそまさんのほうがもっと大変だから！」……それに芳忠氏や、つだけん氏も、ロシア語、喋らされるんだぜ……
ちなみに、竹本軍曹、「ある言語習ってる」て、第3期の発表前に喋ってたからな……バレバレじゃないですかｗ
実を言うと、数日前にウェブでスッパ抜かれてたんだよね、第3期の製作。
そうでなくてもほぼ既定路線って気もするし。
どうせ今日のイベントのラストにサプライズで発表するつもりなんだろね、て言ってたら、そのまんまだった。
「第三期のこと、夜の部終るまでは、Twitterとかで書かないでくださいね」てイトケン氏が客席に向って言ったのに、即時、アニメの公式サイトやTwitterで、公表されてたっていう。上記の公式tweetのタイムスタンプ見てよ！
舞台上のモニター画面でそれを伝えられて戸惑う一同。
「公式がもう発表しちゃったそうですよ」
「じゃあもういいかあ」
「なんで運営とモニター使って会話してるんだ俺たち……」
イベントの感想はだいたいこんな感じ。
樺太篇の新キャラ、気になるよねえｗ
勇作さん。岩息、ヴァシリ、ソフィアさんにエノノカちゃん、菊田に有古。
それに、長谷川さん、どうするのよ？？？
1期2期のペースだと、3期はまるまる樺太篇、原作の200か、210話までになりそうな。ちょうど今、連載がそのへんで、樺太篇もそろそろ終りそうだし。
ゴールデンカムイ、予定のペースだと全体で300話行くか行かないかくらいらしいから*5、1年間40話として後2年で完結になる計算。
完結してから一気に3期と4期作るのか、取敢えず3期だけ作るのか。
放映は来年以降になるのかなー。
その間に劇場版や実写版を作るのかなー。
アニメにしても実写にしても劇場版、あと残ってるエピソードったら、……姉畑篇？ 禁断の……*6
稲妻篇と偽アイヌのコタン篇もあるか。
オリジナルエピソードって手もあるし。
目下、樺太篇の一番の名台詞は、185話の尾形「不死身の杉元！！」なので*7、あれをつだけん氏がシャウトするのが楽しみだったりする。
アニメ2期も「不死身の杉元だ！」で終ったし。
第3期のキービジュアルも、これ、尾形の視点じゃないか。雪原をまっすぐこっちに向ってくる杉元の絵。
ここで尾形が「不死身の杉元！！」て叫ぶ……あれ？ 叫んでない？？ 独白だな、よくみたら。
……なにはさておき、3期、楽しみですね、っと。
会場内の風景。
ちなみに上演中の舞台の撮影は禁止！
尾形スタンド。
杉元スタンド。
月島と鯉登のスタンドは、後で写真撮ろうと思ったら、出るときには片付けられてた……
先生からのフラワースタンド。
他にもいろいろスタンドや、声優さんたちへの差し入れ箱が並んでた。
前述したとおり、私が観覧したのは昼の部だけだったけど、夜の部は、構成は同じでも、名場面のチョイスを変えたり、秋田弁講座になったり、第3期発表の後ってことで、またガラッと雰囲気変わってたみたい。
そっちも見てみたかった気もする。
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ちなみに、物販、買いたかったブツは軒並み売り切れてた……
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余録。
帰りに、お茶しよう～
って、雨の日曜のせいか、周辺のカフェだの喫茶店だの、どこも満席どころか待機列が出来てる。どこの物販会場ですか。
あ、タニタカフェ、こんなとこにあったんだ、
ルミネ入るといかにも銀座って感じで、イベント会場と空気違うヨネー、
銀座のお高い店行けば空いてるかもー（ケーキとお茶で3000円とか軽くするけど）、
などといいつつ、カフェ難民と化して彷徨うオタク二人。
結局、ジョナサン見つけて入る。なんとか空席あった！
「パフェ食いたい気分」
「カロリーなんか気にしてられるか」
久々だ～
