金神208「限りなく黒に近い灰色」感想 ゴールデンカムイ
今回も引続き、説明回。
あ、そういやそうか。
関谷の刺青のこと忘れてたわ（＞ω・）テヘ
彼の刺青が今まで出てこなかったのは、この流れのための伏線だったのか。
鶴見が有古の一族をみんな把握してたのは、軍では徴兵のときに徹底して身元調査するため。
……だけど、アイヌも同様だったのかな。戸籍、登録してない者も多かったんじゃなかろか？ 当時のアイヌにしてみれば戸籍登録するメリットは少ない気もするし。*1
鶴見の部下に妻帯者がいないようなのは、人質に取られるの防ぐため、出来るだけ身軽に、ってことなんだろう。
鶴見、恐らく他の部下に有古の実家を監視させてるだろうし、有古はそれを知らなかった。
完全に縦構造の組織で、メンバー、多分、自分の所属してる班以外の行動は教えられてないんだろうな……
鶴見「皮であることが本物の証となる」
鶴見「この写しの信用は途端に低くなるはずだ」
うーん、鶴見、むしろ手持ちの本物を全て紙にコピーしたうえで、オリジナルを焼却したらどうだろう？ それから「オリジナルは失われた、今は紙が本物だ」という情報を広める。
で、偽物のコピーも同様に作っておいて、全ての紙に通し番号振っておくとか、漢字や線の記号にハッシュ値混ぜるなりして、真贋がわかるようにして。鶴見さえ真贋がわかれば、他の人はどうでもいいわけで。
コピーがあれば本物は要らならしいから、目に見えるパターン以上に隠された情報はない（不可視インクで描かれた隠しパターンがあるとかね）ようだし。
刺青の脱獄囚は全部で24人、うちコピー含めて13枚（＋岩息、関谷）、鶴見の手元にあるので、「刺青」のパターンの書かれた紙が100枚くらいあって、うち15枚だけ本物のパターンってなったら、見分け方知らない限り、本物を当てることは出来ない。
本物のパターンだけ小さい帳面にメモしておくとか、写真撮っておくって手もあるし。
おひさしぶりの江渡貝くん。
なんですかその最新ファッションはｗｗｗｗ
鶴見の脳内で江渡貝くんのセンスがオーバーヒートしてるんですか。
前回が、土方組の計略を鶴見が見抜く、今回は鶴見の計略を土方が見抜く、って、シーソーゲーム。
鶴見が用意したトリック、二重スパイと偽人皮は、土方にはまるっとお見通し。
今のところ、頭脳戦では土方の一歩リード。このへんきっと年の功。
土方が偽物を全て手に入れたことを、鶴見も土方も肯定的に考えてる。
狡猾だ……
土方「この5枚と～計算が合う」
合ってない！！
稲妻蝮篇のオトリの1枚はどうしたんだ。
ここで土方、偽物を焼却したりしないんだろな。
むしろ偽物のコピーを作っておくのは、土方のほうかも知れない。
多分、鶴見も、偽物のコピーは持ってるだろうけど。
鶴見の命令で有古殴る宇佐美、嬉しそうでｗ
血に興奮するタイプらしい。*2
鶴見「土方歳三たちは我々を差し置いて暗号を解きかねない」
ってどうせ、14枚は鶴見の手元にあるんだし、解法わかっても解けない。
ところでもしかして、作者氏、村上龍、お好きなんだろうか？「リュウ」って、『限りなく透明に近いブルー』*3の主人公の名前でもあるし？ 村上龍が好きだと言われても全然、意外でもない。少なくとも、村上春樹よりか村上龍だよね。
ヤングジャンプ、今号は、小林親弘・白石晴香両氏のインタビューの１回目が載ってる。
晴香氏、辺見ちゃん好きかーっ。関俊彦がやってるしねｗ
親弘氏、……姉畑？ これ絶対ツッコミ待ってるでしょ！
まあアニメでは絶対出てこないキャラだけどね……姉畑……
親弘氏が、好きな台詞でやっぱり「不死身の杉元だッ」挙げてるのがイイ。
作品全体を代表する台詞一つだけ、って言ったら、やっぱこの台詞。
尾形ファンとしてもね！
