タブレット買った(Jumper EZPad5SE)
この機種に興味惹かれた理由は、ウインタブの記事だったんすけどね。
Jumper EZPad 5SE - 10.6インチ、キックスタンド付きタブレット 超絶コスパだからまあ読め(実機レビュー)
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Jumper EZPad 5SE - 10.6インチ中国タブレット、ガチでペン入力を試してみた(読者レビュー:ムネヤスさん)
もともと、Windowsのタブレットちょっと欲しかったのもあって。
電子ブックリーダーとして、Koboだとさすがにマンガは勘弁してください。
「サーフェスタイプ」というらしいキックスタンド付きの卓上置きもできるタブレット。
ATOMのZ8300で10.6インチってのはアリガチ。
だけど……デジタイザがついてるだとう……? Wacomの筆圧感知のペンに対応してるっていうじゃないのさ。
たかだか2万ちょっとのタブに。
……どうにも貧乏性なものでこの手の「お得」なハードに弱いのだ……
こういう小技の効いたハードは当然のように中国メーカー。
こういうのが日本で作れないのが、なんか悔しい。
いろいろ迷った末に、電子ブックリーダー兼ねて買ってみることにした。
(ドスパラの8インチタブにも惹かれるんだけどねえ)
注文画面でちょっと戸惑った。
キーボードは標準でついてくるんだけど電源アダプタはオプションなので別に注文しなきゃ。
プラグが日本ではあまり見ない形式らしいし。
初めての海外通販でイロイロあったけどとりあえず届いた!
(Paypalで支払った時点で向こうに送り先が通知されるのだけど日本語で登録してたので、「読めねーよ!」とメール来たので、ローマ字で書き直した)
セットアップでまず英語を選ぶのだ。ここからいきなり簡体字(中国大陸仕様)はキツイので。
それから言語設定なんかで日本語に設定しなおす……ここでもトラブルが……なかなかWindowsのUpdate終わんない、日本語の言語パックはアプデに含まれるとかで、全体のアプデ終わんないと日本語表示にならないっぽい。しかもそのアプデがしょっちゅう止まる。止まってるかと思うといつのまにか進捗してたりする。
まあ強制再起動やらなんやら繰り返して、なんとか日本語になったけどね。
付属のキーボードはもー泣けるくらいペカペカ。確実に打てる分だけ画面上のソフトキーボードよりマシってくらいで。
(デジ之助のキーボードもあんまりいくない。虎の子の東プレのリアフォつなげばいいんだ……って思ったまま放置してて結局この安いキーボードで打つ羽目になるという。
いや慣れればiPhoneのフリック入力だって長文打てるけどさ!)
なにげにUSBポート3つついてたりするのはエライ。
外見は無骨でいかにも「サーフェス」風。Appleなんかの丸みを帯びた「ジェントリー」なデザインに慣れると、鋭角のエッジは新鮮というか余所余所しく感じる。せめて直角までだよなあ。
重量は700gくらい。
全体の大きさはだいたいB5。ベゼル太目。
電子版のマンガだの、自炊したCBZ(ZIPファイルの拡張子違い)だの見るのに確かに便利だわ。
楽天KoboアプリのほうがKindleより細かいとこで気が利いてるかな。
Acrobat ReaderよりSumatraPDF入れてみた。
画像ビューワーとして、Honeyviewってのが便利。CBZとかをそのまま開けるし、画像ファイルを特定のフォルダにコピーしたりもできるし、形式変換やリサイズなんかもできるし。
Windowsのロゴがスタートボタンになってるとは気付きませんで……
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で、もう一つの懸案の、液晶ペンタブとしての機能。
I have a pen.
ワコム Bamboo Smart for Samsung Galaxy Note CS310UK
上記のウィンタブのレビュー記事でも挙げられてるけど、これが使える。
(デスク自体が黒いので目立つようにマステでデコった)

ワコム Bamboo Smart for Samsung Galaxy Note CS310UK
- 出版社/メーカー: ワコム
- 発売日: 2015/10/16
- メディア: Personal Computers
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ここで注意点。
すごーく紛らわしい商品として、下記「ニコイチタブ向け」ってのがあるけど、こっちは方式が違うので動かないのだ。
危うく引っかかるところだった……

Wacom Bamboo Smart for select tablets and 2-in-1 convertible devices CS320AK
- 出版社/メーカー: ワコム
- 発売日: 2016/02/19
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
Windows標準のスケッチ(アクションセンターから呼び出せるやつ)で試し書き。
おおこのスケッチ、ちゃんと筆圧対応してるじゃん。
いろいろアプリ入れてみる。
……が。
所詮はATOM Z8300、メインメモリ4G、ストレージ64Gのマシンなのだ。
デジ之助(i7-6500U)と比べるとやっぱり鈍く、重い。
これでグラフィックアプリ動くのか??
クリスタ重い……操作系はベストなんだけどなあ。ピンチで拡大縮小とかできるけど、いまひとつ、ペン先に線がついてこない。
SAIはさすがに軽快だ。キレイに線が描ける。
(私の描き方が汚いだけで描線はキレイだよー)
でも操作系がタブ向けに作られてないので、ピンチできないしボタンは小さいし、タブゆえにキーボードショートカットは使いづらいし。
Pixiaは動作不安定。
FireAlpacaは求めていたものとは違った……
CorelGraphicSuite12、さすがに10年以上も前のソフトだ……カーソルが飛ぶという謎の不具合が出てまともに使えない。
OpenCanvasとか、AzPaintとかも試してみる。
GIMPはハナから諦めてる。デジ之助ですら起動に時間かかるのに……
CINTIQだの本家Surfaceだのの性能は望むべくもないが、総額3万くらいで液晶ペンタブ(筆圧対応)買えるのはイイ時代だ。
Windowsタブレットとしても使えるしね。