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日々是々

ゴールデンカムイ展に行ってきましたよ。

ゴールデンカムイ展に行ってきましたよ。

なんだかんだで3回も。
以下、3回分まとめて、雑感。

1回目に行ったときは、金曜日の尾形の日だけあって、結構混んでた。指定日なのに30分くらい待機する。しかも客の95%は女性(推定) さすが尾形の日。
2回目は入場はそれほど待たされなかった。白石の日のせいか、男性のソロ客もちらほら。
3回目は鶴見の日だけど、おそらくガチ勢はお面配付の15時以降のようで、まったく待機列なかった。私は色紙が欲しかったのとパネルを見つけたかったのでもっと早い時間に。

■ 展示。

「原画」の展示と、資料など。
正直、資料品の展示を増やして欲しかった気がする。
だってマンガの内容は既に読んでるしね? 原稿たって作画はあくまでデジタルだし。

特に気になったものについて。

まずは、メインキャラの説明と持ち物(の一部)。
杉元の装備品、背嚢って毛皮だったのか、とか、実物みないとわからない部分が多い。
ホントは、触って手触りや重さも確かめてみたいけど……!
作者氏のコメントによると、杉元の軍帽のサイズがすごく小さいそう。明治時代の成人男性、平均身長160とかだしな。

そして紛れ込むセクシーマタギのブロマイド。
それも杉元の装備品だったのか……

アシリパさんの装備、弓なども。矢はなかったのがちょっと残念。*1
アイヌのキャラのマキリやタシロ、全員のぶん展示してあって圧巻。
これらは現代の作家さんの作品だそうで。
作中だといまいち大きさわからなかったけど。
有古のマキリ、実物はかなり大きめ。

アシリパさんの次にはヒグマの剥製。これは上野の科学博物館の収蔵品だそう。
デカいです……
爪がごっつい。

尾形の38式小銃。実物の無可動銃だそう。つまり70年以上前の代物。
38式、菊の御紋、削り取られてる個体が多いと聞くけど、これは綺麗に残ってた。

鶴見の服のモデルの肋骨服。100年前のものとは思えないくらい、めちゃくちゃ保存状態が良い……!
裾がボタン留めになってるのが意外だった。

軍曹の制服。胸にポケットあったのか。
「肩章番号は気にしないで」てわざわざ書いてあったので気になってしまった。
なんとか背を伸ばしてiPhoneで撮影してみると「17」となってる。

囚人について元ネタの人の記事とか。
海賊や稲妻などと。
さすがに姉畑や鈴川の元ネタは挙げてなかった。

ふと見上げると、ミッション:インポッシブルしてるアシリパさんと、杉元・白石が!

北海道やサハリンの文物も興味深い。アイヌの、イクパスイやストウ、首飾りなど。
意外だったのはキサラリ。黒と赤が鮮やか。こんな色彩だったとは……! 漫画だとモノクロだからわからなかった。
ヴァシリの頭巾も。フード部分、フーディみたいな、L字型に縫った袋状になってる。
つい同行のAちゃんのフードを引っぱりたくなる。

そして30年式歩兵銃!
思わず一人で興奮してました。説明には「杉元の」とあるけど、もともと尾形が病院から脱走したときに持出したものだし、彼が最後に自分を撃った銃(のモデル)!*2
30年式の実銃はまずないとかで、これは作者氏が特注で映画の小道具の工房に作ってもらったものだそう。お値段60万だそうですよ。(図録のコメントによれば)
細部、38式と結構違うものだなーと。表尺も短い??

土方のウィンチェスターやら、鶴見の38式機関銃(の模型)やら。
機関銃、全長30cmくらいのミニチュアなのにすごく精巧に作られてる。

終盤の撮影禁止のコーナーは単行本未収録分。メインキャラの死のシーンが怒濤のラッシュなので辛い💧

最後のアクリル画「け」。全て持ってかれた気がする。
あと、色紙の原画も展示してあったんだけど。配付に含まれてない宇佐美がヒドすぎたwwww

■ 山猫を探せ。

会場周辺に10個のパネルが展示してあるというのだけど、なかなか見つからない。入場列に並ぶのに時間とられて、じっくり探す余裕なかった。
会場が1階だから気付かなかったけど、正解は、エスカレーター上がった2階のコリドー中心にあるのですね。

■ グッズ。

展覧会本展の入場券ないとショップに入れないし、(後日通販すると告知はされてるにせよ)会場のみの販売。
アニメのグッズは多いけど、原作のは少ないんで貴重は貴重なんだけどね。
全部買うとン十万になるので付き合ってられん。尾形の絵の付いたグッズ中心に。

1回目はショップはそんなでもなかったのに、2回目の日、なぜか物販に長蛇の列が出来ていた。

入場特典の色紙。宇佐美のも配付してくれないかな(ヒドイ

さすがに記念品付チケットは1枚しか買ってないよっ

何はともあれ、図録は必須。袋綴ページもあるよ〜
作者氏本人だけでなく監修の方々の文章も非常に興味深い。単行本4巻のあたりから本格的にミリタリーと歴史の考証の専門家の方をつけたのだそうで。2015年の4-5月ということになるのかな。そこらから、長期連載が決定したのか、と。

紙本買ってる人にはぜひオススメの単行本収納箱。赤と金、2個セットで全31巻収納らしい。
段ボールが薄そうと思うと設計がしっかりしてて厚みを作ってる。組立てると見えなくなる部分にまでイラスト入ってる。正直、他の漫画用にも無印のが欲しい気がしてきた。
ただしこれを買って帰るなら、B3サイズの入るトートバッグかカルトンバッグがあったほうがいいです……会場で売ってるビニール袋だと入るけど持ち提げられない。

実はヒソカにグッズのカードのコレクターなんです。

フルカラーでキャラのフルネームが書かれてたりする。
ナニゲに尾形のカード多い。

ガチャ系は手を出さないことにしてるんだけど。(尾形来たことないから)
2枚だけ買ったクリアファイル、いきなりシークレット来たっ。一応、尾形描かれてるしね?

もう一枚は土方の14巻表紙。

いちばん欲しかったのはコレかも知れない。脳みそマシュマロ。イラスト、家永でなくてよかった……けどこのカタチはヒトの脳ではないだろか……?

開けた途端にベリーの芳香がもわ~んと。中にはベリー系のゼリー。グッズものにしてはたいへん美味しゅうございました。
缶バッヂ入り。

その他、シールとかチケットファイルとか小物をちょこちょこと。

■ おまけ。

東京ドームシティのフードコーナーに、マザー牧場のカフェが店出してる!!
ここのソフトクリームは絶品なので、ぜひとも鶴見中尉殿に教えてあげたい。

*1:矢も展示して欲しかったかも。前に東京駅でやった展示のときは矢やトンコリなどすごく充実してたんだよねー

*2:和泉守兼定はなかった……作画資料は日野市の土方歳三記念館の収蔵品だろか?