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日々是々

金神102話 感想 ゴールデンカムイ

3週間ぶりの掲載ですわよ。

谷垣もアシリパさんに命救われてるんだもんなー
谷垣が主役のエピソードはなんだか吉村昭の雰囲気だ。
でもヒモはひどいわ……というか、チカパシ、いつヒモなんて覚えた!

おお、初めての(男女の)キスシーンに、濡場……! 裸婦像自体がレアだ。
――なにこのハメ撮りアングル。
(野田せんせー、巻末のコメントでしばし村西とおる監督挙げておられるくらいのファンな割に、ほんと作品には裸婦像少ないよな……
でも、確かに、描くならメールヌードのほうが楽しいよね♪ 
筋肉と骨格と腱が重なり合いその上に薄い脂肪層と皮膚がかぶさって複雑な曲面を作るんだけど、それぞれの凹凸に解剖学的に意味があって嘘が吐けない。人体が精巧な機械だってのもよくわかるよ。
女体は脂肪層が厚めで凹凸が表面からはっきりしないのでイマイチ面白くない。
キャラの中から誰か一人選んで、ヌードデッサン描けていわれたら、コーカサス系のキロランケか、剣士だけに細マッチョな鯉登だ)

14番目の刺青の男の坂本。
これが鈴川のいう釧路の男なのかな?

アベック強盗、いいなあ……
ボニー&クライドとか『ドーベルマン』とか、アベックのギャングの物語って大好きだ。
世間や正義に背こうと彼らには彼らの流儀と愛を騙る共依存がある、二人ならばどこまでも行ける……(まあ現実は大抵途中でどっちかが我に返って裏切るんだけどな)
どう考えても悲劇的な結末しか待ってないので彼らがどこまで足掻き続けるか一世一代の大演目。
救いようのない大馬鹿者共の冥途の旅路に期待が高まるわよ。

刺青の暗号の意味は未だ謎なんだよな……
記したのっぺらぼうは、おそらく大陸のコーカサス少数民族の出身で、正体隠せるくらいにアイヌ語や日本語に堪能だけど漢字についてどこまで使い慣れてるか疑問(アイヌも漢字は日常使わないよね)。
アイヌやアシリパさんだけにわかるような特別な記号でなくて漢字を使ったのがまず一つの謎。
常日頃漢字に親しんでる和人の役人や軍人達から、最もメッセージを隠したいはずなので、漢字はブラフ、目晦まし、レッドヘリングかも知んないなー。
現代の我々はあの刺青を漢字として読んでしまうけど、もしかすると、漢字としての意味はないのかも。せいぜい画数とかね(わざわざ明朝体なのは――大人の事情を無視すれば――草書のような筆記体だと画数も字形も標準化されてないからかもな)。
とすると線のほうに意味があるのか。
これバーコードなんかなー。現行のバーコードの仕様は第二次大戦後だけど、原理としてはもっと前から考えられてても不思議じゃないし。
描線は、極細、細、太、極太の4種類が確認できる。手書の精度からしてせいぜい4種類くらいじゃなかろか。現行のバーコードはスペースも太さが4種類あるけど、この刺青でそこまで精度が保証されるかどうか。
24人並べて一気に彫ったわけじゃなくて、頭の中に完成図を描いて一人一人彫っていったはず(全員が全員と顔合わせてないし、紙とかに下書すると盗まれそうだし)
つなぎ目はどうしたんだろな。人の表皮だから平面にはならないので、重なる部分を冗長性として担保したのか……24人全員の刺青を無事に集められる保証はないので何人かは欠けても大丈夫なように作るんじゃないかな。後藤や二瓶とか危なかった……ヒグマに食われて終わってたかも知んないし。彼等みたいに黄金探しに興味ない囚人は厄介だよなー
線描はおそらく円弧で描かれてる(数学的な意味での。 x2+y2=r2 で表される二次曲線)――だけど房内で生きてる人の肌に正確な円弧を描けたかは疑問なので精度は低そう。直線もないし。円弧なのは方向の指示(円弧の内側→外側に向けて読むとかね)かも知んない。
今のところ、どの円弧も他の円弧と交わってるし、一人分の皮で完結してる正円もないし。重なる順番も意味あるのか?
最大で3本線までだよな。4種類の線(スペースの幅に意味はないとして)で1~3桁だと、41+42+43で84コの記号を表現できる。それが、なにを表現してるのか、は、また別だが。