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日々是々

金神128話「新月の夜に」 ゴールデンカムイ

尾形のウィンクってコエエ。

アニメ化ですってよ。

ほとんど要塞みたいな網走監獄。

囚人、どうやって、第七師団が狙ってるって情報を得たんだ。どこかに内通者がいるのか。
てかこの「第七師団」って、鶴見隊のことだけを指すのか、他にもまだいるのか?

尾形、なにやってんだw
4コマもかけて。
戻るってるしwww
猫か。
猫だな。
会議にも加わらないし。
この、協調性のなさよ……

彼らのベースキャンプはアイヌコタンのはずだから、この門倉の宿舎に来るには、川を船で渡らなきゃいけないのよね。橋は歩哨がいるだろうし。

なんで、作戦会議に加わらないんだろう?
網走監獄について特に情報もないので自分はただ指示に従うだけ、ってこと?
山の中で待機、ってのもなんか遠いな。
それだけ杉元や土方は信用してないのか。
肝心の部分には関わらせないと。
白石の救出作戦のときには現地に行ってメインになってたのにね。

計画の最終局面だけに、今一度、意志を確かめたい土方。
「出自がやっかいだ」って。厄介? 厄介なんだ。
尾形が、栄誉のために、皆を裏切るかもって考えてる?

相変わらず、尾形の目的はナゾ。
彼が軍組織の中での昇進を目指すタイプには思えない。
リーダーになれる人じゃないしね。集団への忠誠心も、他者への仁愛もないし。
尾形のべらんめえ調には理由があるのか? 生まれは浅草でも茨城育ちなのに。
脱走つーても、それは行き掛かり上で、ホントは、5巻で谷垣始末したら、素知らぬふりして鶴見隊に戻るつもりだったんだよなあ。鶴見が絶対に裏切り許さないから脱走したことになってるけど。

やーいファザコンって、月島にも言われてたし、そう言われることを気にしてるようだ。
(プライド高いからね)
それが本心であろうがなかろうが。

この花沢中将の死体のコマが、103話の(本誌掲載分の)絵と微妙に違うのがちょっと気になる。
多分、単行本のために修正された絵だろうけど。
背景と人物のスケールが変わった、部屋が小さくなった。距離が縮まったのだとしたら、ますます、告解室のイメージが強まった感。
f:id:faomao:20170806113533j:plain
ヤングジャンプvol.1808、1836)

単行本11巻の加筆修正を受けると、ここの尾形の台詞の意味が微妙に変わる。
彼の目的は、父親を越えることじゃなくて、ただ「父親に愛されたかった」ことだとすると。
もはや彼には大きな目的はない。
かといって鶴見の元で彼の傀儡、第7師団長の偶像――アイドルになるのもイヤ。
鶴見の束縛を逃れて、土方組に駆け込んだわけだ。
ホントは金塊にも興味ないんじゃなかろか。人を撃つ時になると妙に嬉しそうな顔するし、どうやら彼にとっては人を撃つ――殺すときだけ生の実感を得てるようだ。

谷垣、個人情報漏洩してるんか。
尾形は、土方には喋ってなかったのよね。
どういう流れだったんだ。
って、そも、別に隠すことでもないのか。従前、鶴見の台詞からも軍内では知られてたんだし、あくまで「公然の事実」であって「公然の秘密」じゃないわけで。当時の軍隊内にプライバシーなんかなかったろし。現代とは家族観もプライバシーへの感覚も違うし。土方に「どういう奴だ」と訊かれて単純に教えただけか。
尾形は秘密にしてたわけではなくて、むしろ、「喋らない」のが彼なわけで。

おお、尾形のウィンク。
彼の笑顔ってコワイよ。
久々に悪役っぽい顔だ。

ここで一回完全に穴から出てるのに、すぐに潜っちゃう。

ウエメセで捨て台詞吐いてまた潜行する尾形。
この段に及んで波風立たせずとも……
彼は他者との絆こそが束縛と感じるのか。他人と感情を共有しない故に。
「お互いに信頼が」って。
前回の饗宴のシーンをよく見ると、互いの信頼関係が伺えて面白いよね。
土方は、尾形・永倉・夏太郎だけに背を向けてる。尾形は夏太郎と永倉。
杉元は全員を正面に置いてる。
あそこでは、背を向ける=気の置けない、って意味だよね。

そうか、アシリパさんもまた、父親に不信や疑惑を抱いてるんだ。
単に父に会いたいんじゃなくて、大罪を犯したのかどうか確かめたいと。

父親との確執って、モロに尾形と共通してるんだよなあ。
この二人が、エゴとモラルって、理性の象徴みたいなのは面白い。父権と理性的個人が対立するって図式だ。
アシリパさんにとっては、のっぺら坊がもし父だとしたら、その行為は許しがたい。
尾形にとっては父は色んな面で自分を束縛していた。

尾形は一番の自由人なんだよな。あらゆる絆を自分で断ち切って自由であろうとする。倫理や人情にすら縛られない。
……だけど、自分の存在、山のようなプライドと肉体って頸木からは逃れることが出来なくて、だからしばし死にかけて、そのたびに、彼が軽視してる人の絆に救われてるのが皮肉。
「人は孤島かも知れないが、連なっていることもある」ってやつだ。*1

なんだか門倉さん、死亡フラグ立ててるのが気になる。

えーのっぺら坊がアイヌ惨殺事件起こして収監されたのって5年前っすよね。
「7年間見た来た」わけじゃない。

アシリパさんに触ろうとする門倉を叩く杉元w

インカラマッ、1000回も占ってるんかい。
そのたびに可能性の数字が変わる、確率的事象なんだ……シュレディンガーのキツネかっ。結局は「開けてみるまでわからない」
なにこの量子宇宙。

やっぱり家永につけ狙われる夏太郎。
どうして、ジジィに容易くしてやられてるのよ、夏太郎。

そして潜入そうそういきなり見つかってる……

次回予告なんだこれwww
谷垣のグラビアとか……
ポロリってなに? なにがポロリするのよ!?

気になるところで次週は休刊で2週間後ですわよ……

ところで、サブタイの「新月の夜に」って、もしかして、『嵐の夜に』にかけてたりするんですかね。
白石は嵐の夜を推してるし。
暗闇って意味で共通してるし。

アニメ化の話。詳細はまだちっとも出てませんが。
まあ流れとしてはごく自然ですけどね。
アニメあんまり見ないので*2、どんなアニメになってどんな反響になるか全くわかりませんが。
「映像化できるのか!?」って懸念については、『ベルセルク』が20年も前にアニメ化されてるんだし?(しかし黒犬騎士団の下りは2度とも省かれてるのが、ゾッドさんファンとして残念だが)
アニメ化ってことは、キャラの設定シートが詳しく作られるわけですよ。
二次創作クラスタ待望の、キャラ達の身長が明らかになりますよ!
果たして尾形や杉元は160cmあるのかっ!?
(明治時代の成人男子の平均身長155とかなんすよね*3……それで120cm4kgの銃担いでたわけで)

*1:→『アバウトアボーイ』

*2:というかー気に入りそうなキャラが出て来るたびに、「なんで塩沢兼人がいないんだよっ」っていちいちツラくて見られない……

*3:ちなみに1876年生まれの私の曾祖父は177cmあったという。研究職だったけど。牛山がこれくらいなのかな。