金神１９１「故郷の水」感想ゴールデンカムイ

川は流れて　どこどこ行くの

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キロの弔魂、岩息との再会、新展開、って、密度高い。
今号から20巻になるのかな。とうとう20巻の大台ですよ……！　3巻の頃に出逢った身としては感慨深い。*1
15巻143話の岩息以降、樺太篇では一人も刺青の脱獄囚が登場してないし。
土方は用一郎と関谷の分を手に入れたけど、鶴見本人は刺青人皮を手に入れてない。
もしかすると語られてないだけで誰か仕留めたのかもだが。

無言の皆の中で唯一、素直に弔意を口にする白石。
やっぱり素直だ。
嘆いてるのが白石とアシリパさんだけ。
杉元だって付合い長いし、一度は肌を合わせた仲だっていうのに！*2

白石「真面目すぎる男だったんだよ」
やっぱり、キロランケは、大陸の民族運動って初志貫徹するつもりだった。
その為にアイヌの金塊を奪おうとした。
ウイルクは、もう、北海道のアイヌに溶け込んでて、彼等のために使おうとした。
……ってことなのかな。

キロランケは、のっぺら坊＝ウイルクって確証はなかった。
それを確かめてから、殺した。
金塊の一部を持って支笏湖で捕まったのはのっぺら坊＝ウイルク。
金塊を隠したのは暗号を書いたのっぺら坊＝ウイルク。
七人のアイヌを殺したのは……？　ウイルクでないのなら、キロランケか鶴見ってことになる。
なぜ、キロランケは、のっぺら坊の収監直後から行動を開始しないで、5年も待ったんだろ？　行動しようとした矢先に徴兵に取られて、じきに日露開戦で徴兵期間延長されて身動き取れなかったのかな？
で、帰還してアシリパさんに会いに行ってもいつもいなかった、と。
アシリパさんと杉元の出逢ったのが1907年の春だとすると、網走脱獄は06年前半。その直後に土方はキロに会いに行ってるので、そこで二人がなにを話したのか、のっぺら坊は、土方になにを託してキロランケに伝えたのか？
5年前の事件に鶴見はどう関わってるのか。

結局、キロランケの出自はともかく、金塊にまつわる事件については何も明らかになってない。

放り出される尾形。
彼が生きてるだけでシアワセですとも……
ん、鯉登達、尾形を生かしてることについては不問なんだ。
完全に無防備でちょっと不安だｗ
尾形も、実は鶴見の陰謀に一番深く関わってるようで、5年前の事件についてもなにか知ってそうだし。
鶴見に回収されたらどうなることやら。

あ、そうか、鯉登とアシリパさんも、今回が初対面なんだ。
一応、先遣隊のリーダーって鯉登のはずなんだけどな。

お懐かしの岩息舞治！
帽子も被らないで、寒くないのか。
殴られて喜んでるとか……
杉元、帰るな。

月島が岩息にお姫様抱っことか、また新たなCPが生れるじゃんｗｗｗｗ
尾形と杉元とキロの荷物は白石、月島の荷物は谷垣が持ってるのかな。
兵士の装備って20キロくらいあるんじゃ。
弾薬とかも入ってるから、そこらに打棄てて置けないよね。

ソフィア、先遣隊を避ける事にしたのか。また会うっていうのは、ソフィアが日本に来るのか、アシリパさん達がいずれ満州に渡ることになるのか。
スヴェちゃんは、先遣隊と一緒に家に帰るのか、ソフィアさんにくっついてサンクトペテルブルク目指すのか。

杉元「コイツら亜港まで運んだら」
って、んー「コイツら」って誰だろ？　尾形と、月島？

杉元「アシリパさん　これ返すよ」
ってのはアシリパさんのメノコマキリなのよね。
コマから外れてしまったけど。
アシリパさんのメノコマキリ、大きさがよく分らない。
刃長5，6センチにも見えるし、10センチにも見えるし。
杉元の肥後守（最大で10センチほど）と同じくらいの大きさだろか。

よく見るとアシリパさんが背負ってるのは杉元の荷物なのかな。

一転して、登別。

また温泉か。
新展開、新キャラ登場。
って、いきなり全裸か。
とうとう浩平と宇佐美も脱いだ！
最近、ファンサービスが良すぎませんか。

新キャラ菊田。
特務曹長って、下士では最上位、月島よりも上だ。
網走で怪我したのか、日露戦争の怪我がまだ治療中だったのか。
月島より古参だけど、月島の方が鶴見に重用されてるようだ。
鶴見よりも年上かもだし。
もしかして造反組のボスだったりしませんかね……