金神186「忘れ物」感想 ゴールデンカムイ
カラー扉、一瞬目を疑ってしまったwww
166話の扉とそっくりで。
よくみたら尾形いる! でも文字で隠されてるっていう。
アオリは尾形のセリフなのにねw
完全版を見るには、DVD同梱版買わざるを得ないじゃないか……
本文。
銃を構える尾形と追う杉元。
尾形 雪と氷で何も見えん
杉元「この雪と風があるうちに……!!」
なんだかんだで通じ合ってる、尾形と杉元w なんだか微笑ましいやね。
このコマの杉元、顔が違ってる。
余裕がないのはこっちも同じなんだ。
二人の間を阻む、流氷。
尾形「キロランケがどこかに合図していた」
……って、インカラマッが言ったのと同じことを言いだす……
疑わないアシリパさん、強い。
尾形、キロランケたちも裏切って、アシリパさん連れて逃げる……どこへ??
尾形は暗号のキーを訊き出したいだけのようだ。
尾形にとって、アシリパさんはそれ以上の意味があるのか、どうか。
尾形「確認するのを待って誰かに狙撃させた」
「揉めていたんだろう」
っていうのは恐らく正しい。
ただし狙撃した「誰か」とは尾形自身のこと。
尾形「キロランケの協力が必要だと」
「組むのは危険だ」
っていうのも恐らく本心なんだろう。
でも、
尾形「俺は金塊が手に入れば」
というのはどうなんだろう?
ホントに本心が読めない。
暗号キーを持ってても、刺青人皮解読して金塊を手に入れるの、ソロでやるのは難しいんじゃ。
だからどこの陣営につくかって事になる。
土方の元に下ったとき、土方やウイルクの目的を知っていた……としたら、それは鶴見が、ウイルク=のっぺら坊=皇帝殺しの民族運動家だと知ってて、尾形も聞いてたから。
土方もキロランケも鶴見も、北海道独立の計画を掲げてるって点では共通してるんだけど(真相はどうあれ)、尾形はそれを阻止したいのか。
暗号キーがホントにアシリパさんしか知らないのなら、アシリパさん殺せば解読は不可能になる。
尾形の言うことはおおむね正しいのに、根本的なところで信用できない……
彼の行動原理がわからん。
愛や仁といった人同士の絆を求めてるとは思えんのよね。
そういう本能が欠けてるから。
鶴見の目的も、ホントに、北海道独立なのかどうか、アヤシイ。独立構想にしてもウイルクや土方のように少数民族の自治国家作るのか、単に、「闇の奥」のクルツみたいに自分の王国作りたいのか。
それとも単に軍や日本政府やその他大きな組織への復讐が目的なのか。
そもそも5年前の、7人のアイヌ殺し、実行犯はもしかして尾形じゃないのか……?
(このゴールデンカムイ世界では、日露戦争通じて第7師団関係者は一切昇進してないことになってるようなので、尾形も当時、上等兵になったかどうかってくらい。*1 鶴見の陰謀の工作員としてスカウトされたばかりなんかな)
いっぽう、追い剥ぎを撃退する鯉登達。
あれ、鯉登もなんか必死だ。
今まで自分が強盗に襲われたことなかったのかな。
ああ、「三枚下ろし」ってこれか。なんて見事なサジタル面切断。
月島探しに行くの、上官と部下ってよりか、母親探す幼児みたい。
ようやく見つけて、月島が女連れなのに嫉妬してる?
燈台守の夫妻の話はすっかり忘れてる模様www
なんだかなこのお坊ちゃんは。
そして、いきなり、キロランケと谷垣の死闘。
キロがこんな怒りの表情作るのも初めてだ。
え、キロ、タシロ抜いて……どうした?
谷垣も刺された?
ここでまた一週、休刊とか!!!
致命的な破局が迫ってることを予感しながら、なにもできないってもどかしさ。