金神動画28話の感想。ゴールデンカムイ
第28話「不死身の杉元ハラキリショー」
原作16巻、154「残り時間」~158話「大トリ」に相当する回。*1
概ね原作通り……なんだけど。
長吉を追って屋根に跳び上がる鯉登のアクションが、また、変更になってるっ!?
本誌掲載時。
壁を蹴って、三角跳び。
単行本。
垂直に跳んで、壁の角に手を掛ける。
今回のアニメだと、庇に両手で捉まってる。
前のカットからして、2階分の高さに跳び上がってるので、窓枠に足掛けるなりしたのかな。
サーベル腰に吊ったままでのジャンプなので、なんにしてもスゴいんだけど。
なんとなくこの鯉登のアクション、ゲームの「アサリンクリード」シリーズ思い出させるんだけど、そういや鯉登役の小西克幸氏、アサクリ1で主役アルタイルの声の吹替えやってたんでした。
今回は完全に鯉登が主役だ。
投げキスのシーン、なんですかその背景とエフェクトww
鯉登の衣装のカラーは意外。
黄色と赤なんだ……鬱金染めと紅殻なんだろか?
杉元、もっと三枚目役なのかと思ってたけど、意外と二枚目っぽく描かれてて。
全体、この話、ドタバタコメディなんだけどね……
アシリパさん助けるって、一番、シリアスな動機背負ってる、その熱量が空回りしてすっかりお笑い役になってる杉元。
鯉登は単に鶴見に命じられただけ、って、割と軽薄な動機でここにいるんだけど、いつでも真剣でなんでも器用にこなしちゃう。
キャラの対比が可笑しい。
真剣に気付いてから、一気にシリアスな展開になるのが好き。
これ、鯉登が誤解して刀をすり替えてなかったら杉元のほうがヤバかったので、まあ人生万事塞翁が馬。
きっと鯉登のことだから、それなりの業物、父ちゃんに買って貰ったんだろうな。*2
お銀の首落としたり*3、この後もなにかと活躍する刀。
ローラースケートがカットされたり、たらい回しが道画劇場に回されたりしたのが残念。
谷垣の首が太くなるのは謎……首に海綿体あるの?
ちな、「明治のサーカス芸人は なぜロシアに消えたのか」に、紅子先輩を思わせる少女団員の話が出て来る。*4
山田団長、特務機関の将校ってことは鶴見と関係あるんじゃ、もしかしてロシアの国境警備隊にネタ流したのも彼?とか思ったんだけど、その後、一切言及されないんだよね……
ちなみに声のゲスト声優さんは、辻親八氏でした。
さあ来週はいよいよヴァシリだっ