金神184「流氷原」感想 ゴールデンカムイ
ちょ、扉!*1
チャリでなくて……
……さすがに書き文字はコピーじゃないようだ。
月島が持ってるのは岩息舞治のコピーですね。
雪原に関しては谷垣のいうこと聞いたほうがいいと思うけど……
アシリパさんが近いと思うと、居ても立ってもいられない杉元。
いっぽうアシリパさんは、アチャのことを想う。
……なんだか言い訳っぽい気がしないでもない。
尾形、挙動不審……
やめてぇ~?
こいつマジでなにしでかすか予想つかないからっ
どうやらキロランケにも腹の底を打明けてない様子。
でも、なにかを企んでいる時の尾形って、端正な顔してる。
おおっとクレバス。
……流氷の海とか、落ちたら、即死するんじゃなかろか。
アシリパさんと二人っきりになる尾形。
眼が恐いよ。
ほんっとにコイツがなにを目的にしてるのかわからん……
キロランケ達すら裏切る気満々じゃないのさ。
氷から落ちかける白石。
チンポー!
……アテにならねえな。
え、あの甲骨占い、白石のことだったん。
そして占いをへし折る杉元。
「人の運命を定めようとする存在に抗う」って、そういや、このゴールデンカムイって作品全体に流れるテーマかも知れない。
それは、時には占いや予言や言い伝えやオヤクソクだったり、あるいは、父-皇帝-神ってカタチを伴って何度も人々の前に現れ、そして倒される。
「天から役目なしに降ろされたものはひとつもない(カント オロワ ヤク サク ノ アランケプ シネプ カ イサム)」て詩句は正反対の二通りの解釈が出来るんでは。
一つは、「すべてのものは最初からこの世での役目=運命が決まっている」て定命論と、
「どんな生き方をしようと、結果的にその人のこの世の役目」てのと。
前者は言外に、「その者のあらかじめ決められた運命を知る者がいる」と言ってる、一種の選民思想でもある。
しかし、この作品では、どの占いもオヤクソクも万能ではないとされてるし、その者がどんな生き方をするか誰も前以て知ることが出来ないのならば、不可知論的な後者のほうが相応しいように思う。
杉元「よォ!!また会ったな」
……の杉元、イイ顔してる!
とりあえずあのお守りがちょっとだけ時間稼いだから、杉元が間に合ったのか。
杉元に跳びつく白石。
作中ではほんの数ヶ月だけど、連載だと1年以上も離れてたんだもんな。
感動のシーンなのに、鼻水!鼻水!
そして、来週巻頭カラーの後、きっと、クリフハンガーから年末年始の休みが入る……!
崖っぷちに置去りにされるんですよ、読者達は!